会社をM&Aする際の価格の決め方はどのように行うのが一般的でしょうか?
Answer
価格の決め方には大きく3種類あり、①純資産を基準とする方法、
②利益を基準とする方法、
③市場価格を基準とする方法があります。
どれかひとつで決めるケースもあれば、複数の基準を検討して決めるケースもあります。
最終的には売り手と買い手の当事者が合意した金額で成立しますので、買い手候補が競り合うようであれば高騰しますし、買い手候補が絞られて足元を見られるようであれば低めの価格におさえられてしまうことが一般的です。
プロフィール
株式会社M&Aコンサルティング
代表取締役/公認会計士 髙野 健二
BIG4メンバーファーム(現・新日本有限責任監査法人)で上場企業グループ等の会計監査、株式公開準備、買収監査(デューデリジェンス)、株価評価等のプロジェクトに参画。
その後、東証一部上場の専門商社やJASDAQ上場流通企業などのM&A担当・役員・顧問として、企業戦略立案・遂行の最前線で活躍した経験を持つ。
【主な役職】
ゲンダイエージェンシー株式会社(JASDAQ上場) 監査役(現任)、日本公認会計士協会東京会経営委員会委員長(2009年度、同委員会副委員長(2010年度)および同会M&A業務支援プロジェクトチーム構成員長、株式会社ノジマ執行役経営戦略グループ長(2007.6~2008.6)、東京都事業引継ぎ支援センター登録民間支援機関(現任)
Webサイト:株式会社M&Aコンサルティング