株式会社グローバンス

株式会社グローバンス 代表取締役 坂出雷太氏

公開日:2018年12月18日

採用から戦力化まで一元管理できるクラウド型人事管理システム「ヒトマワリ」を提供

人事領域の見える化を実現する
「採用から入社後の定着、戦力化まで一気通貫で人事領域の課題を解決できるビジネス・インテリジェンス(BI=膨大なデータを分析しその結果を経営の意志決定に活用するシステム)ツールです。ベータ版を2018年9月に発売、トライアルとして使ってもらっています。本格発売は19年3月を予定しており、採用から退社までバラバラな人材管理におけるサービスを一元化します」
人事領域での見える化を実現できる「ヒトマワリ」のご提案
ヒトマワリを開発するきっかけはクライアントの声からでした。 「もともと当社は、コールセンターやBPO事業をメイン事業で行っていました。 BPO事業(ビジネス・プロセス・アウトソーシング=一部業務の外部委託)の一環で、クライアント企業から採用業務の要請があり、その求めに応えたところ従業員1000人以上の企業もエクセル管理の世界だと知りました。人事の現場はアナログで非効率と分かり、テクノロジーで効率化できると判断。BPOを請け負うためのフックとの着想でしたが、HRTech(ICTを使って採用・育成・配置など人事関連業務を行う手法)は今後さらにニーズが高まっていくであろうと予想し、自社プロダクトとしてヒトマワリの開発に着手しました。」
価値を認めてもらうため、営業は啓発活動
「自社初のプロダクトになるため開発は大変でした。他社は機能を絞って提供しており、それだけ深掘りできます。一方で当社はすべての機能を網羅し一元管理しており、領域の幅広さから他社は参入しにくい。ただ資本力を持つ企業が参入してくることは考えられるので、いずれキャッチアップされていくかもしれません。ただ人事の分析という発想が他社にはありません。採用人数は事業計画に沿って売り上げから決めるという世界観ですが、5年後、10年後の未来をシミュレーションし逆算して決める必要があります。世の中には業務効率化に重点を置いたサービスが数多く存在しており、そこのみを求める人事担当者もいますが、ヒトマワリのサービスでは効率化した結果、未来に対してどんな施策を打つべきかという視点を人事担当者に持ってもらうことを目的としています。こうした考えを知ってもらうため、現状の営業は啓発活動に近い。」
セールスポイントはBIツールに尽きます
「先ほどもお話ししたように、顧客への提供価値は効率化ではなく人材・組織の見える化であり、それによる戦略人事です。『企業は人なり』というように組織が大事なのですが、資金管理はできても企業成長に欠かせない人をしっかり管理できる会社は多くありません。ヒトマワリを活用すれば入社から退社までの情報を集めることができます。人件費分析や勤怠分析、人材開発などの項目があり、例えば店舗比較では、売り上げの大きい店舗でも離職率は高いのか低いのか。人の入れ替わりが多いと採用コストも増します。こうしたことが一目瞭然に分かるのがヒトマワリです。従業員をハイパフォーマーとローパフォーマーに位置付けるなどの人事情報の可視化は、経営の意志決定に役立ちます。離職率ひとつにとっても、各部署ごとや入社年次ごとで、原因は異なるため、勤怠情報や組織構成などの背景から因果関係を洗い出すことが可能なため、人事担当者は単なる作業屋ではなく戦略家になりえます。労働生産性も上がります。このように今まで管理が難しいといわれてきた人材管理を実際のデータから分析・抽出し、可視化することで最適人事を強力にサポートします」
採用領域ではRPO(リクルーティング・プロセス・アウトソーシング=採用業務代行)が企業の業務効率化に貢献します
「応募受付から面接設定までの採用業務を専門のオペレーターが対応。応募者に対し企業に代わって連絡をして面接の調整や、書類選考の代行などを行っています。企業の要望を聞いてスタッフが対応していくため、企業の人事担当者の負担を大幅に軽減でき、人事のコア業務に集中することができます。結果として採用プロセス全体の質の向上につながります。複数の採用媒体に同時掲載することで煩雑だった応募管理を一元化でき、閲覧・管理がスムーズになります」
「ヒトマワリ」による一括管理
コンサルティングサービスも充実しています
「採用における戦術領域であるプロセス管理をコンサルタントが定期的に訪問しヒトマワリの使い方をサポートします。分析やデータの活用法も助言します。御用聞きの狙いもあるのです。定期的に顧客との接点をもつことで課題を見つけることができます。また検査も無料で受けられます。この適性検査の結果を取り込むことでクラスター分析を行い、今まで面接官の感覚で判断していた採用に、定量的な情報を提供。人材のミスマッチを防ぐことができます。人物をリーダーシップタイプや縁の下の力持ちタイプなど4分類し、どのタイプが入社後に戦力として活躍できるかを可視化します。離職率も上司と会わないといった人間関係が原因であることは多いわけですが、その場合は配置換えを行うべきです。ある上場不動産会社はクラスター分析で離職率が25%から10%に低下しました。2年で成果は出ます」
導入企業から高い評価を得ています
「トライアル版を採用したのは7社。労働集約型のサービス業が多く、人の出入りも激しい。採用に積極的な企業の人事担当者から『今まで作業に追われていたのでありがたい』といわれます。採用管理をすでに自社でも運用していますが、一元管理できることで全体像が見えますし、応募者へのレスポンスも早くなりました。それだけ採用スピードも早まり、きめ細かい対応ができるようになりました。ヒトマワリの価格は、全てをパッケージすると月額30万円。RPO抜きで20万円です。1年後に250社に採用されることで売り上げは4億円、2年目は10億円を目指す。現状が5億円なので、新たな成長の柱になると期待しています。IPO(新規市場公開)も22年を目指しています。(企業価値が10億㌦以上と評価される)ユニコ―ンを目指したい

坂出 雷太 さかで らいた
2005年城西大卒。2005年4月光通信入社。ベンチャー企業の立ち上げに参画。その後2009年07月にグローバンスを設立し、現職。東京都出身。36歳。

企業概要

名称 株式会社グローバンス
住所 〒160-023
東京都 都新宿区西新宿7-22-35 西新宿三晃ビル3階301号室
設立 2009年7月21日
資本金 3881万円
URL

http://www.growvance.co.jp/

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