株式会社ライフパフォーマンス 大塚慶輔 代表取締役

公開日:2020年12月24日

トップアスリートのコンディショニング管理を一般にも

国内外で活躍するトップアスリートのコンディション管理手法が有効と確認できたため、一般アスリートやビジネスパーソンへの提供を始めた。その一環として法人向けプランを開発し、2021年4月からサービスを本格展開する予定だ。
サッカー日本代表で効果確認
――一般向けにトレーニングジムを開始したきっかけは
「ドイツ・ブンデスリーガで活躍し日本代表を務めたサッカー選手でヴィッセル神戸に所属する酒井高徳選手やJリーグの2018年シーズンMVP(最優秀選手)を獲得した川崎フロンターレの家永昭博選手ら日本を代表するプロサッカー選手やゴルファー、ダンサーなどのトップアスリートのコンディショニングをサポートしてきた。特にドイツにわたった酒井選手からコンディショニングを維持するのが難しいと知らされ、練習時間を除く22時間をサポートして計画通りの体をつくった。その成果が体調不良による試合欠場ゼロを実現した。この経験から、トップアスリートだけでなく一般アスリートやビジネスパーソンにも適用できると判断し起業、18年4月に『トップアスリートのコンディショニングを全ての人に』をテーマに事業を始めた」
自分のライフスタイルに合わせる
――どんなサポートをしてくれるのか
「サポート内容は人によって違う。というのは『日々のパフォーマンスを支えるのは自分自身のライフスタイル(生活習慣)にある』と考えているから。トップアスリートのコンディショニング管理もトレーニングのみにアプローチするのではなく、栄養や休養といったライフスタイルも重視。各分野のスペシャリストによるマルチサポートチームを結成して成果を上げてきた。このトップアスリートに対し行ってきたコンディショニング手法を一般向けにも提供する」
生活習慣も重要
――パフォーマンスを上げるためには
「筋力をつけたい、痩せたい、ゴルフで100を切るスコアを出したいなど人によって求めるパフォーマンスは異なる。アスリートなら競技成績を上げるというパフォーマンスを出すには、体が動くとかやる気に満ちているといった心身の状態に加え、栄養や休養(睡眠、入浴)、遊び(リラックス)といったライフスタイルも重要になる。ビジネスパーソンなら求めるパフォーマンスは仕事や趣味、生活(健康)であり、そのためには元気はつらつでやる気満々、ワクワクドキドキする毎日といった心身の状態のほか、運動(動かす、使う、高める)や栄養(質と量、時間)、休養。仕事・勉強、遊び(趣味)といったライフスタイルを充実させる必要がある」
「アスリートもビジネスパーソンも児童・生徒も同じで、われわれスタッフがそれぞれに『なりたい自分』を聞いて、栄養や睡眠といったライフスタイルwpチェックしたり、血液・尿検査、体組成評価などから現状を把握したりしてパフォーマンスを高める方法を見つけ出し、そのための取扱説明書(プログラム)を作成してサポートする。プログラムを頑張って実践すれば、なりたい自分に変身することができる。徹底すると習慣化するのであきらめずにやり抜いてほしい」
多彩なコースを用意
――どんなトレーニングコースがあるのか
「体を鍛えるコースとして、短時間で確実に成果を出したい人にお勧めの『イノベーションコース』(週2回、全16回)と、仕事が忙しい人向けの『コンディショニングコース』(週1回、全8回)を用意。また体を整えるコースとして、医療資格を持つパフォーマンスセラピストによる治療が受けられる『ボディートリートメントコース』(全4回)と『ピンポイントケアコース』(単発)がある。このほかにアスリート対象の『アスリートサポートコース』(年間契約)は選手の状況や要望によってカスタマイズできる完全個別対応となっている」
パーソナルジムでスタッフが寄り添う
――トレーニングジムはどこにあるのか
「現在はビジネスマンの街として知られる東京・虎ノ門に、運営施設『LP BASE』を開設している。トップアスリートも通うパーソナルトレーニングジムで、アスリートが信頼を寄せるスタッフが目標達成に向けしっかりと寄り添いながらサポートする。プロスポーツ選手からビジネスパーソン、芸能関係者まで事前に予約すれば利用できる。ここでは『セッションクラス』といって会社の同僚とか夫婦で一緒にトレーニングしたいという要望に応えるコースもある」
「LP BASEはパーソナルジムだが、アスリート向けとして複数が同時にトレーニングできるスペースを設ける考えで、詳細は決まっていないが、2021年中のオープンを目指している。海外や地方在住で定期的に虎ノ門まで来れない選手には遠隔サポートである『パーソナルBOX』でサポートする」
法人向けプランも開発
――今後の展開は
「LP BASEを増やすほか、法人からのニーズに応えるため法人プランを作る。動画配信を中心としたサービスを予定しており、業界特性や企業分析を通したオリジナルプログラムを作成し配信する。さらに、提携する医療関係者や産業医と連携した修正プログラムのほか、肩こりや腰痛、睡眠などを改善したり、ゴルフのスコアアップやアスリートにチャレンジするなど目標を達成したりするプランもそろえる。また誰が受講したか分かるID管理、改善度や進行度を確認する簡易テストを行って評価にも連動できるようにする予定。改善を実感できないと長続きしないからだ。本格的なサービス展開は21年4月を考えている」
「子供向けも本格的に取り組んでいきたい。これまでも地方のジュニアアスリートへの情報格差や指導者不足に対する取り組みを行ってきた。北海道立鹿追高校では学生や教員へのサポートプログラムを提供し、年始のアスリートキャンプで利用している石垣島(沖縄県)ではサッカー教室の開催と動画配信サービス『はじめの一歩』を無料で提供している。こうしたサポートを通して遠隔によるジュニアアスリートと指導者へのサポートプログラムを作成しており、サービスとして全国展開する予定だ」
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