iYell株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 窪田光洋氏

公開日:2018年1月12日

家を買いたいすべての人に「最高の住宅ローン」を提供する住宅ローンテックベンチャー企業

どんな事業を行っていますか?
家を買いたいすべての人に「最高の住宅ローン」を提供するサービスを行っています。
その1つが、住宅ローンのセレクトショップ「住宅ローンの窓口」(東京都港区)。
住宅の購入を検討する際、多くの人は物件にばかり目が行きがちで、住宅ローンを真剣に調べて比較検討することはあまりありません。ところが住宅ローンの選択を誤ると、大きな損をしたり、住宅ローンを借りられず、家を買えなくなることもあるのです。
お客様の中には、不動産事業者に勧められるままに組んだ住宅ローンの金利が高く、借り換えをしたところ約2000万円も総返済額が減った方もいらっしゃいました。サラリーマンの生涯年収が3億円弱と言われている中で、2000万円の損失は非常に大きいと言えます。
このように、多くの人が正しい住宅ローンを選択できていない原因は、お客様の立場に立って最適な住宅ローンを提案できるプロフェッショナルがいないこと。不動産事業者は家を売るのが専門である一方、金融機関は自社で取り扱う住宅ローンしか知りません。そこで、さまざまな金融機関が販売している多数の住宅ローンの中から、どれを選べばいいのかをプロの専門家がアドバイスするサービスが必要だと考えました。
住生活情報Webマガジン「いえーる すみかる」はどんなサービスですか?
住宅ローンに日本一詳しいことを目指したメディアサイトです。とくに強みを持っているのが住宅ローン分野で、住宅ローンはどこで借りたらいいのかや、住宅ローンを借りる際に多くの人が加入する「団信(団体信用生命保険)」とは何かといった用語の解説を始め、住宅ローンを中心に、家の買い方や売り方、住みこなし方といった住生活全般にわたる記事を多数掲載しています。
住宅ローン以外にも、住生活にまつわるさまざまな問題を、ここですべて解決できることを目指しています。
同サイトのこだわりは、毎月必ず100本以上の記事を掲載すること。なかでも住宅ローン関連記事には金融分野の専門的な知識が要求されるので、編集・校閲を自社で行い、情報の精度や信憑性を高めることに努めています。
2017年10月には、住宅ローンに特化したWebメディアの「いえーる すみかる 住宅ローン」を新たにスタートさせました。住宅ローンは仕組みが複雑でわかりにくいので、記事を数多く並べるより、契約手続きを失敗なくスムーズに行うためのポイントや契約後の返済方法、見直し方法といった事柄を、体系立てて解説することをモットーにしています。
不動産会社の口コミサイト「いえーる コンシェル」はどんなサービスですか?
不動産会社の「食べログ」を目指している情報サイトで、首都圏を中心とする全国の不動産会社を、対応力、専門性でトータルに評価しています。住宅ローンは家探しをする中で重要な選択ですが、不動産会社選びも同様に重要です。
そもそも日本では、物件で家を選ぶことが多く、不動産会社の信頼度などに注目して家を選ぶ人はほとんどいません。私たちがこのサービスを始めた背景には、そういう日本の家選びの状況を変えたいという思いがあります。
実際、お客様がマンションを購入する場合、不動産会社によって住宅ローンの金利が異なるため、場合によっては物件の購入金額に数千万円の差がついてしまうこともありますし、信頼できる不動産会社なら、出てくる物件も良いものになることが期待できるでしょう。その意味でも不動産会社選びは非常に大切で、「いえーる コンシェル」では、希望物件(売買、賃貸、投資)やエリアに加え、「フラット35紹介可」や「相続相談可」、「経験10年以上スタッフ在籍」を始めとする特徴などから、お客様のニーズに合った信頼できる不動産会社を探すことができます。
最近では、単身で家を購入される女性の方が「女性の営業担当者がいる不動産会社を選びたい」と希望するケースも増えていますが、「いえーる コンシェル」では「女性営業スタッフ対応可」という条件で不動産会社を検索可能。また外国人のお客様向けに英語、中国語、韓国語、ポルトガル語に対応可能な不動産会社を検索できるほか、障がい者の方のために「車椅子入店可」なども検索キーワードに加えています。
日本人が一生涯で家を買う回数は約1.5回。つまり家を1度購入したら、2回目はないケースも多く、失敗は許されないということです。だからこそ、生涯で最大の買い物である家を、最高の営業スタッフから買いたいと思う人は少なくないでしょう。そのためにも、実際に店舗を訪れたり、家を購入したお客様の中で、多数の項目に上るアンケートに真剣に回答してくださった方だけが投稿できる当サイトの深い口コミ情報も合わせて、信頼できる不動産会社を選んでいただきたいと思うのです。
「いえーる コンシェル」を通じて対象の不動産会社に問い合わせを行い、成約に至った場合、お祝い金が支払われる制度もあります。
「日本一『ちょうどいい』ベンチャー企業を目指して」というバリューを始め、企業文化に特徴がありますね。
当社は会社設立1年半で、社員数約50人にまで急成長を遂げました。事業が面白いというのはもちろんですが、当社のカルチャーが好きだという理由で入社してくれた人も多いですね。
実際、当社はベンチャー企業でありながら、大企業らしい安心感や安定感があり、日本一働いてよかったと思える会社になることを目指しており、社員たちは1時間程度の残業で仕事をすませて帰宅しています。福利厚生の向上にも力を入れていて、たとえば職場ではドリンク飲み放題で、お菓子も食べ放題。女性が子育てしやすいのはもちろん、男性も子育てと仕事を両立させるために、会社も一緒に子育てをする環境を目指し、男性社員も1週間の産休を取ることができる「パパ産休制度」を設けているほか、子育てをしながらリモートワークで働いている女性社員もいます。当社の「パパ産休制度」取得第1号は、ほかならぬこの私です。
その一方で、他社に先駆けてさまざまなサービスに果敢に挑戦し、事業を通じて世の中を変えていくベンチャー・スピリットも旺盛で、それらの「いいところ取り」をしている「ちょうどいい」ベンチャー企業を、当社は目指しています。
会社設立以来、離職者がゼロであることが私の誇り。「ちょうどよさ」を保ちながら、社員に無理や残業をさせず、楽しく仕事ができる環境を整え、社員旅行などを通じて社員同士が仲良くなるように努めてきたほか、合宿を重ねて「私たちはどんな価値観をもって仕事をすべきなのか」をみんなで考え、「社会にとって私たちの存在意義は何なのか」「iYellはどんな会社を目指すべきなのか」を徹底的に議論しています。
こうしたなかで生まれてくる価値観を全員で共有しているからこそ、やれと言われなくても事業が回り、数字が上がっていくのです。そのため当社には業績目標がなく、社員に目標数字を課していません。社員に求めているのは、当社の価値観に即した行動をしているかどうかということであり、それが評価の大半を占めています。
社員たちが自分の夢を記した「夢MAP」があるそうですね。
「雑誌の表紙になる」とか「○年×月までにこれをやる」といった、社員1人ひとりの夢や目標を大きな表に書き、壁に貼っています。
みんな夢に向かっているから仕事が楽しいのでしょう。その社員たちの夢を叶えていくのが私の仕事。「1000年続く会社を目指そう」を合い言葉に日々邁進しています。
インタビュー:ジャーナリスト 加賀谷貢樹

iYell株式会社
代表取締役社長 兼 CEO 窪田 光洋

自他ともに認める「日本一住宅ローンに詳しい男」。2007年に新卒でSBIグループのモーゲージバンク(証券化を資金調達手段とする住宅ローン専門会社)に入社し、金融機関の立場としてお客様の「家選び」に接する。最年少で執行役員に就任、住宅ローン商品の組成から販売、審査、債権管理等住宅ローンのすべてのフェーズにおけるトップを歴任。2016年に独立し、iYell株式会社を設立。「日本一住宅ローンに詳しい男」としてセミナー開催や執筆を手がける

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