株式会社MAP経営 代表取締役 社長 浅野 泰生氏
会計事務所とともに中小企業の経営支援のパートナーとなり、企業の「ありたい姿」の実現を支えるサポートをします

取材日:2014年5月29日


株式会社MAP経営 代表取締役 社長 浅野 泰生氏

株式会社MAP経営の事業についてお聞かせください
 主に、会計事務所向けに、「未来会計業務」推進を支援するためのツールや、ノウハウ研修を提供しています。また、全国の金融機関向けに、「経営改善計画」策定システムの販売も行っています。
 ほとんどの企業についている税理士や会計士が財務面のみならず、経営のお手伝いをするという目的で、弊社のサービスをご利用いただいております。
 まず、弊社が提供するソフト「MAP経営シミュレーション」システムをコンサルティングツールとして利用しながら経営者と中長期の経営計画を立案し、それを単年度計画に落とし込み、目標達成のための具体的なアクションプランを立てていただきます。その上で、当初の予算と月々の実績との差異を分析し、次のアクションをどのように起こしていくのかを一緒になって考えていく。そのようなサービスを「MAS監査」という形で体系化し、会計事務所の先生方から関与先企業に提供していただいています。
 会計事務所にツールを提供し、その経営計画の立案や予実管理の手法を指導しているのが弊社となります。
主催されているセミナー「将軍の日」についてお聞かせください
 会員である会計事務所の先生と関与先企業の経営者の方に弊社までお越しいただき、経営について考えてもらうことを目的としたセミナーです。特に5年後の大きなビジョンをしっかり掲げ、現状との差を課題と認識し、中期目標を達成するためには直近の1年間にどんなアクションを起こすべきかを考えてもらっています。経営計画の考え方や経営についてのお話はしますが、基本的には経営者自身が1日かけてその会社の5年後の理想の姿を形にするための実習型セミナーとなっています。
 例えば、現在売上高2億円の会社が5年後に2億2千万円にすると計画を立てても、少し景気がよくなれば10%ほどなら成り行きで達成するかもしれない。しかし、それではクリアすべき課題が見えず、企業として進歩がないと考えます。一方で、現在の売上高が2億円の会社を5億円にするという大きな目標設定をした場合、人材や資金、設備などを始め、現状とのギャップが見えてくると思います。そのギャップが、その会社が目標達成のためにクリアすべき「課題」となるのです。

 経営者が中期ビジョンを言語概念化・数値化した後は、それを単年度計画に落とし込み、月々の進捗に応じて達成管理を強化していきます。この達成管理を税理士の先生が関与先企業に向けて提供するサービスを「MAS監査」という形で体系化しています。決して即効性のあるサービスではありませんが、PDSサイクルを中小企業にしっかり定着させることで強い経営体質を会社につけてもらい、景気の良い時はもちろん、悪い時でも最低限の利益が確保でき、資金が回る状態を目指そうという趣旨になります。
今後のビジョンや展開についてお聞かせください
 経営計画のサービスは会計事務所にとってはまだまだ新しい分野と考えます。この分野で弊社の会員の会計事務所が自社でセミナーが出来るようになり、税務だけでなく、経営計画業務を収益化・事業化できるように、サポートを強化していきたいと考えています。
最後に一言
 優秀な経営者でも第3者からの様々な問いかけを受けることで新たな気付きが得られるもの。弊社のサービスを受けていただき、ともに会社の「ありたい姿」を考えていけたらと思います。
 依然、外部の環境は厳しいものではありますが、その中でも自社の「ありたい姿」を描きながら、今何をすべきかを常に考えていただきたいと思います。

略歴

株式会社MAP経営 代表取締役 社長 浅野 泰生氏

1972年生まれ。愛知県一宮市出身。
「経営計画」一筋24年の株式会社MAP経営 代表取締役。経営計画の立案を通じ
社長の課題設定力を醸成し、行動計画の徹底と人材活用の両面からビジョン構築と、
その達成を支援するビジョンナビゲーター。
大学卒業後、飲料水メーカーに営業職として入社。その後、大手税理士法人で会計
実務に従事。会計力を活かした新しい経営サポートを追求するため経営計画専門会社
であるMAP経営に2006年入社し、現在に至る。 税理士、企業経営者向けに年間70回
の講演。りそな総合研究所「ビジネスセミナー」、小宮一慶氏主宰「経営コンサルタ
ント養成講座」で講師を務める。専門性の高い内容を、事例を交え分かりやすく説明
する講義が好評を博す。 著書に『最強「出世」マニュアル』(マイナビ新書)がある。

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