大手・中堅企業に向けてインターネットのマーケティングソリューションを提供するエイジアは、研究開発体制を強化する。現在は5人で構成されている開発グループを2つ設けているが、2013年度中に新たに1グループを追加。また、外部企業との連携も進めていくほか、海外でのグループ化も検討する。
自社開発のソフトに加え、顧客の要望に応じて作るカスタマイズ型ソフトに対するニーズが増えている。研究開発能力を増強する目的は、こうした作業を効率的に行うためだ。
新たなグループは社内のメンバーで構成されるが、それ以降の増設については受託開発のソフト会社など、外部パートナーを活用することも検討。「需要に合わせて臨機応変に対応できる開発体制を整えていく」(美濃和男社長)。また、海外ではタイとマレーシアで現地企業と連携しながら販売しているほか、ベトナムでは試験的にマーケティングを実施している。需要増が見込めるため、現地での研究開発も視野に入れる。
「フジサンケイビジネスアイ」