「樺細工万年筆」
セーラー万年筆(東京都江東区)は、軸の部分に秋田県の角館に伝わる伝統工芸「樺細工」を施した「樺細工万年筆」を発売した。同商品は樺細工ブランドの「角館伝四郎」とのコラボレーションで実現した。
「樺細工」は、山桜の樹皮を使い、剥いで薄く削って張り合わせる伝統工芸。天然の素材を使用しているため、同じ模様は2つとないという。また、万年筆の蓋リング部分にとパッケージには「角館伝四郎」ブランドとセーラー万年筆のダブルネームが表示されている。
山桜ボトルインク(ブラック)や専用化粧箱などを付属。価格は3万1500円。全国の取り扱い文具店や百貨店で取り扱っている。伝統工芸愛好家や万年筆愛好家などをターゲットに、年間500本の販売を計画している。
「フジサンケイビジネスアイ」