フレームワーク型テレビ会議システムを開発・販売するSOBAプロジェクト(京都市下京区、緒方敏広社長)は、学習塾や専門学校向けに、遠隔で生徒を指導するインターネット個別指導システム「SOBAスクール」を発売した。価格は1ユーザー当たり月額1050円(講師1人、生徒1人の場合は2ユーザー)で、初年度の販売目標は200校。販売は、子会社のSOBAエデュケーション(東京都新宿区)が担当する。
インターネットを介してリアルタイムに情報をやりとりするWeb会議システムをベースとしており、講師と生徒が互いの顔を見ながら話をすることができる。また、問題用紙を画面で共有し、解き方を指導する機能や生徒の理解度を段階で表示する理解度ボタンもあり、自宅にいながら遠方の講師から個別指導を受けられる。
遠隔教育システム市場は、通学時間や交通費がかからないことから拡大が見込まれている。
「フジサンケイビジネスアイ」