~ イノベーションズアイ 支援機関 ~
喜望大地 喜多洲山会長
~ 支援機関インタビュー ~
実際に苦境を克服した経験を持つ者がアドバイス
■まず、事業内容について教えてください
弊社の仕事は、全国の悩める社長を救うこと。つまり、事業再生コンサルティングが主な事業です。しかし、我々が他のコンサルティングと大きく違うのは、実際に苦境を克服した経験を持つ者がそのノウハウを活かしてアドバイスをするという点。同じ苦しみを味わっているからこそ、アドバイザーという第三者的な立場からではなく、企業の中へと一歩踏み込んだコンサルティングができる。そこが弊社の大きな強みだと考えています。 もちろん、順調に経営されている事業をさらに発展させる経営コンサルティングや、M&Aコンサルティング、事業継承コンサルティング、ベンチャー育成コンサルティングなど、あらゆる側面から、事業への応援、支援を行っています。
■事業再生コンサルティングとは、具体的にどのようなことをするのでしょうか
弊社には、世界資格である認定事業再生士(CTP)の資格を取得した人材が6名在籍しています。これは、経営や財務経理、法律など、すべてに精通した専門家中の専門家たちです。こうしたスタッフが、経営に問題を抱える会社の事業再生計画から実行、考察、修正までを徹底的に支援します。 具体的な例を挙げると、会社分割という方法で再生を促す方法があります。会社分割は大企業がやるものと思われているようですが、それは違います。成績のいい部門を切り出す。これが、私たちの会社分割の基本です。有望な新製品がある、実績を挙げている部門がある、という場合は、そこを本体から引き離し、そこから再生をしていくわけです。もちろん、その他の部門は整理していく方向ですから、痛みはあります。けれど、再浮上できる種をまくことができるのです。これは、実際に私自身の経験からくる、体験型コンサルティングといえるでしょう。
■会長の経験とは、どういうものだったのですか
私も数年前までは、30億円という負債を抱える、破綻寸前の経営者でした。1975年に年商1億円の企業を親から受け継いだ後、自分なりに努力を重ね、年商50億円のグループ企業に発展させました。最初は順調だったわけです。しかし、急速に拡大したツケがすぐに回ってきて、あっという間に多額の負債を抱えることになってしまったのです。そんなどん底を実際に経験した私だからできるアドバイスがあります。負債30億円の苦境を乗り越えたノウハウだから説得力もあります。だからこそ、今、どん底にいる社長に笑顔を取り戻し、会社を元気にすることができると自負しています。
■今後の展開、御社の将来像などをお聞かせください
もちろん、ひとつでも多くの会社、ひとりでも多くの社長を救うことが、これからも変わらない私たちの目標です。従業員には社会的なセーフティネットがありますが、社長にはそういったものはありません。だから、私たちが社長のセーフティネットになろうと。破産を勧められたような会社でも、救済できる可能性はあります。私たちはレスキュー隊であり、リハビリ施設でもあります。どんな状況からも再生の道を探る。それが私たちの信条です。もし、どうしても再生がかなわない場合は、ホスピス的な役割を担いつつ、最後までしっかりケアをする。私たちは決してあきらめません。投げ出しません。だから、まずは相談をしてください。きっと、あなたの力になります。
~ 喜望大地 推薦企業 ~
「動く」ポスターで驚きを
クイック・ヴィジョン
クイック・ヴィジョン(東京都渋谷区)は大型の3~10枚の印刷ポスターが次々とスクロールする集客装置「クイック・ヴィジョン」を製造、販売している企業です。動かないはずのポスターが「動く(スクロールする)」様子は、見る人に新鮮な驚きを与えます。ポスターの特徴である「シンプルさ」と動画パネルの特徴である「情報量の多さ」の中間ポジションです。「クイック・ヴィジョン」は、駅構内などの外設置が可能で、バックライトでポスターを鮮やかに引き立たせます。
「フジサンケイビジネスアイ」