人材コンサルティング事業などを手がけるイマジカデジタルスケープ(東京都渋谷区)は9日、システム品質保証のための動作検証作業(デバッグ)業務に対するニーズの高まりを受け新潟市中央区にオフィス「新潟テストスタジオ」を開設する。
家庭用ゲーム機やスマートフォン向けアプリなどのデバッグ業務を主に担い、3年後に70~80人を現地採用し年間3億円の売り上げを見込む。2010年の大阪、14年の東京に次ぐ3拠点目となる。
顧客からのデバッグ業務に対するニーズが年々高まる中、地方の優秀な人材の雇用も視野に入れ、新たな拠点開設の準備を進めてきた。新潟に新拠点設置を決めたのは、東京、大阪の2拠点での災害発生を想定し緊急時にも事業が継続できるため。
また、同県内にある多数の教育機関からの雇用受け入れという地域経済への貢献にも取り組む。このため働きやすい環境を整備する。これを機に、新潟での別拠点の開設や他エリアでの展開も検討、地方の若者の人材育成にも注力する。
「フジサンケイビジネスアイ掲載」