通信・ネットワーク事業などを手掛けるグローバンス(東京都新宿区)は16日から、初期導入コスト0円で人材の採用、定着、戦力化を一元管理できるクラウド型人事管理システム「ヒトマワリ」の提供を始める。
適性検査結果などの情報をもとに採用・配属マッチング分析を実施。人や組織を“見える化”することで、人材の定量的な管理を可能にした。テスト版を使ったある企業では離職率が25%から10%以下に改善したという。
同システムを導入することで業務の効率化や離職率の軽減だけでなく、経営者や人事総務部門に求められる働き方改革への対応やハイパフォーマンス人材の発掘も期待できるという。
システム利用料は月25万円(税別)。従業員50人未満の企業へは無料で提供する。来年1月には、従業員の詳細な情報をデータベースで管理できる機能や、そのデータベースの情報を利用して人件費増加率、生産性、教育投資対効果などを分析できる「意思決定支援システム」の追加を予定している。
「フジサンケイビジネスアイ」