農業ベンチャーのアグリメディア(東京都新宿区)は、主力事業であるサポート付き市民農園「シェア畑」の新規開設を強化する。3月に東京・世田谷、川崎でオープンするのを手始めに、5月までに10カ所以上の開園を見込んでいる。
関西でも本格展開を始め、今春に大阪、兵庫に3カ所を開園するほか、今秋にも新規オープンを予定。すでに稼働している大阪・八尾、兵庫・明石と合わせて、関西だけで2018年度中に15カ所体制を目指す。
今国会で成立が見込まれる「都市農地の貸借の円滑化に関する法律案」の施行により、農地の貸借がしやすくなるのを追い風に、今秋までに90カ所の農園で、8億円規模のサービスへと事業を拡大させる計画だ。
「フジサンケイビジネスアイ」