イッツ・コミュニケーションズと宮古テレビ(沖縄県宮古島市)は10月までの間、IoT(モノのインターネット)を活用した、お産前の母牛の遠隔見守りに関する実証実験を行う。スマートフォンなどの端末から、手軽にモニタリングやコントロールを行えるサービス「インテリジェントホーム」を活用。宮古島市の畜産農家の牛舎に設置し、赤外線発光ダイオード(LED)一体型カメラによって監視し、お産の24時間前に活発になる動きをセンサーによって検知、端末へ知らせる。同市の畜産農家では高齢化や人手不足で、お産のタイミングを見逃し、子牛の生存率に影響しているという。
「フジサンケイビジネスアイ」