シュッピンの写真共有サイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」
カメラの買い取りと販売を手掛けるカメラ専門店「マップカメラ」を運営するシュッピンは、写真共有サイト「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」を公開した。撮影時に写真に記録される位置情報を活用し、投稿写真をサイト内の地図から検索できるのが特徴で、所有するカメラのメーカーに依存することなく、撮影の楽しみを向上させるのが狙い。将来は、広告導入や法人向けサービスを展開することで収益化を目指す。
同社が運営するマップカメラは、インターネットと実店舗でカメラと周辺機材の買い取りと新品・中古の販売を行っている。会員登録数は31万人超で、カメラ関連商品販売サイトとしては国内最大級。機材検討用の写真作品例を掲載したサイト「カシャパ」などを運営している。
今回の写真共有サイトは「カメラ購入後の満足度向上」(広報)と、マップカメラなどECサイトへの新規誘導として企画した。カメラメーカーなどが運営する他社サイトと異なり、写真の撮影情報(Exif)を自動で取り込んでサイト内の地図に連動させる。カメラ愛好家は撮影が主眼の旅行を計画することも多く、サイト内地図と写真の紐付けは愛好家のメリットになると判断した。
写真投稿は16ギガバイトまで枚数無制限で無料で利用できる。今後、広告導入のほか、自治体の観光PRといった法人との連動を視野に入れている。
「フジサンケイビジネスアイ」