健康食品販売のフォーデイズ(東京都中央区)は25日、東京大大学院農学生命科学研究科に食と健康との関係性を分析する寄付講座「食と生体機能モデル学」を開設したと発表した。2020年4月までの5年を予定。
講座ではさまざまな食品や飼料、食品添加物などを開発するために必要な動物モデルを開発し、このモデルを使って解析に取り組む。同研究科獣医学専攻長の前多敬一郎教授は「モデル学の立ち上げは、人間のメカニズム解析につながる第一歩となる」と説明。フォーデイズの和田佳子社長は「研究が進み、誰もが食や健康について真剣に考えるようになれば、よりよい社会を構築できる」と期待を寄せた。
「フジサンケイビジネスアイ」