双日は13日、物流子会社の双日ロジスティクスやミャンマー最大流通グループの食品卸売会社とコールドチェーンの運営会社を設立したと発表した。
新会社は「プレミアム・双日・ロジスティクス」で資本金などは明らかにしていない。
双日が提携する現地の流通最大手シティ・マートグループの食品・生活消費財卸のプレミアム・ディストリビューション(ヤンゴン)が60%、双日が40%を出資した。
現在、ヤンゴン市内に大型の3温度帯物流倉庫(常温、冷蔵、冷凍)を建設中で5月末をめどに完成する予定。倉庫から冷蔵・冷凍コンテナを積んだトラック輸送でまず同グループのスーパーやコンビニエンスストアなど約70店舗の配送を手がけ、3000社の顧客やホテルなどの物流ニーズを開拓する。
ヤンゴンでは電力不足もあり、コールドチェーンが不足している。日本の総合物流会社も参入を計画するが大規模なものは少なく需要が拡大している。
「フジサンケイビジネスアイ」