パソコンで相手の顔を見ながら会話ができるラドビジョンのビデオ会議サービス
ラドビジョンジャパン(東京都台東区)は、東日本大震災の被災企業向けに遠隔地での会議などを支援する無償サービスの提供を始めた。インターネットを利用して、異なる場所にいる社員をカメラ付きパソコンで結ぶ。震災の影響で支障が出ているビジネス交流を手助けしたい考えだ。
サービス名は「トライスコーピア」。カメラ付きパソコンとインターネットの利用環境があれば、被災地にいる社員と本社管理職の距離が遠く離れていても、パソコン画面に映る顔を見ながら会話ができる。
利用方法はまず、会議の日時を決めて同社から「会議番号」を取得する。各参加者が会議専用サイトにアクセスし、事前に知らされた日時に同社から割り当てられた会議番号と名前を入力する。続けて「参加」ボタンをクリックすると、同じ番号同士で会話ができる。被災した個人同士の情報交流手段としても提案していく計画だ。
「フジサンケイビジネスアイ」