フラワーアクティビティプログラムのイメージ
日比谷花壇(東京都港区)は東京建物不動産販売(東京都新宿区)、在宅介護の「やさしい手」(東京都目黒区)と連携して、サービス付き高齢者向け住宅「グレイプスガーデン西新井大師」(東京都足立区)を10月から開業する。
敷地内の1階庭園と6階の屋上庭園には、年間で100種類以上の木や花を植えて四季の移ろいを感じてもらう住環境を用意。また、京大大学院医学研究科・山根寛教授の監修の下、介護・認知症の予防や健康維持を目的とした、高齢者のための「フラワーアクティビティプログラム」を導入した。これは、季節の切り花を介して会話を楽しみ、元気と達成感を引き出すプログラムだ。このほか、身体や精神機能の維持・回復を目指した園芸療法も用意している。
館内には訪問介護事業所などを併設。医療機関と介護サービスの緊密な連携体制を構築しており、安心できる暮らしを支援する。
やさしい手によるみとりと日比谷花壇のお葬式サービスも連携。最期まで過ごした部屋で、家族らに見守られる「居室でのお別れプラン『フラワーベッド』」を用意している。
「フジサンケイビジネスアイ」