6つの不安がなくなれば あなたの起業は絶対成功する

第8回

起業に資格は必要なのか?

坂本 憲彦 2018年9月11日
 
起業したい人の中で、資格を取って起業しようと考えている人は多いようです。

起業につながる資格というと、税理士や弁護士などの国家資格、また、民間の資格でも、様々な趣味や特技の資格があります。私は多くの方とお会いさせて頂くのですが、その中でも結構いるのが、資格を沢山、名刺に書かれている方です。コーチングやカウンセリング、趣味の資格など、多くの資格を名刺に書かれています。ただ、そういった沢山の資格を書かれている方をみると、正直、もったいないなぁと思ってしまいます。

資格を5個も6個も名刺に書いてしまう方は、正直、自信のなさが現れてしまっています。本当にプロとして仕事ができる方で、いくつも資格を名刺に書いている方を私は見たことがありません。逆に資格は書いていないか、書いていても2つまでです。それ以上の情報を名刺に書いても伝わらないことがほとんどです。

起業前は不安なことが多いので、多くの方が資格を取ろうとします。かくいう私も資格の勉強はしていました。私が取ろうとしたのは中小企業診断士の資格です。一生懸命、勉強していましたが、途中で、挫折してしまいました。なぜ、挫折してしまったのかというと、この資格を取って、具体的にどう活動していくのかが見えなかったからです。とにかく資格さえ持っておけば、何かで起業できるだろうと思っていました。ただ、実際に資格を取った後の活動をイメージしても、自分のやりたいこととは違うというイメージしか出てきませんでした。そして、中小企業診断士の資格を取ることはあきらめました。

ただ、資格は持っていませんが、起業塾を経営しています。大切なのは、その資格を持つことではありません。資格はなくても、その仕事をしたいかどうか?これが最も大切です。資格はとても大切です。ただ、資格がないと起業できないと思ってしまうのは、とても危険です。資格にとらわれることなく、あなたのやりたいことを、資格を持っていなくてもできる方法がないか?これを探してみてくださいね。
 
 

一般財団法人 立志財団 理事長
坂本 憲彦


西日本シティ銀行で営業・融資を担当。その後、30歳で独立し10年間で1万人以上の起業家を指導する。現在は志ある起業家を育成する立志財団の創立者として講演や指導を行っている。著書「6つの不安がなくなればあなたの起業は絶対成功する」は紀伊国屋書店新宿本店で単行本週間ランキング2位となる。

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