6つの不安がなくなれば あなたの起業は絶対成功する

第6回

起業してからのリスクをコントロール

坂本 憲彦 2018年8月28日
 
起業をしたい人の不安の一つは、収支バランスの不安です。「起業したあと、生活はやっていけるのだろうか」という不安が、起業したい人に二の足を踏ませます。

確かに、起業をしたら、明日からの収入の保証はなくなります。家族など養う人がいるなら、その不安は更に大きなものでしょう。

しかし、その不安に足がすくんで、一歩も進めなかったら、起業という夢は絶対に、叶うことはありません。

そこで、不安を理由に何にもしないのではなく、リスクの正体をハッキリさせて、対策をすることで、リスクはコントロールできます。

まずリスクの正体を知るために、自分のリスクの許容度を知ることが必要です。仮に収支バランスが崩れたとして、今の支出を切り詰めて、生活水準をどこまで落とせるのか。それを知ることが必要です。

次にリスク対策ですが、なるべくコストを減らして、なるべく収入を増やすためにできることを実行しましょう。

コストを減らすためにできることは、例えば、集客のための広告に経費をかけないために、インターネットを利用したり、在庫リスクを避けるために、無在庫販売をしたりすることが挙げられます。

また、収入を増やすために、売り上げを上げなければなりません。売り上げに直結するのは、商品を売る力、つまり営業力です。実は、営業力というものは、いくつもあるリスクヘッジの中で、最大のものなのです。

誤解されがちですが、営業力というのは、しつこい勧誘や根性論のことではありません。必要ないものを強引に売りつける厚かましさでもありません。あなたの商品やサービスを求めるお客様に、正しく、その良さを伝え切り、お客様の手元に届ける力です。

どれだけ生活を切り詰め、経費を削減しても、それには限界があります。売り上げが伸び悩んだら、それ以上ビジネスを続けられません。

念願の起業をいつまでも続けられるように、上手にリスクをコントロールして下さいね。
 
 

一般財団法人 立志財団 理事長
坂本 憲彦


西日本シティ銀行で営業・融資を担当。その後、30歳で独立し10年間で1万人以上の起業家を指導する。現在は志ある起業家を育成する立志財団の創立者として講演や指導を行っている。著書「6つの不安がなくなればあなたの起業は絶対成功する」は紀伊国屋書店新宿本店で単行本週間ランキング2位となる。

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