Facebookハック~Facebookの最新事情~

第11回

ビジネスマンは、俳優であれ。しかし、演技をやめたときに最強となる

 

○仕事で報酬をもらうということ

 学校を卒業し、仕事に就いて働き出す。それが、どんな仕事であろうと、どんな報酬であろうと、それは、プロフェッショナルとなること。お客様から見れば、社会人1年目であろうと中年のベテランであろうと変わりはありません。支払う対価に見合うアウトプットを求めてきます。この考えは、学生と社会人との大きな差ではないでしょうか。 その意味では、社会に出る、社会人になるということは、プロフェッショナルとしての自覚が必要となり、責任が自分自身に降りかかるということでもあります。

 もちろん、会社としては、人材育成という課題を持っています。若手をどう育て、戦力とさせるかは、会社としての役目であり会社の責任でもありますので、いきなり成果を出せとは言われないでしょうが、経済不況化の現在では、人材育成の余力がなくなっている会社も少なくありません。
 自分自身で、多くの経験を積み、ノウハウを吸収し、成長するという意欲の有無が将来に大きく影響してくるでしょう。プロフェッショナルなビジネスマンとして、どう歩んでいくか一度考えておくべき振る舞いがあります。

○大事なのは、お客様からの信頼

 会社の中では明確な差があるでしょうが、社会人1年目だろうとベテラン社員だろうと、お客様から見れば同じなのです。支払う金額に見合うアウトプットがあるかないかが、「満足する」「しない」の判断基準になります。もちろん、安く良いものを考えるのは当たり前です。しかし、安かろう悪かろうでは満足しません。ビジネスマンとして、経験がないことを理由におどおどしたり、落ち着かない所作をしてしまっては、プロフェッショナルとは言えませんし、そもそも、お客様の信頼を得ることはできません。お客様の信頼を得るためには、落ち着いた表情や所作、行動が重要になってきます。しかし、社会人なり立ての人にとっては、右往左往してしまうのもしかたないところ。若手に限らず、ベテラン社員でさえもよくあることだと思います。実際にお客様と接する対応、態度、行動、発言は、お客様への「安心」を与えるか「不信」を与えるかの大きな岐路でもあり、信頼を得られるかの大きなポイントでもあります。

○俳優のように優雅に振る舞え

 自信のない仕事は、日常茶飯事です。それでも、自信があるかのように振る舞えれば、それはひとつの価値あるアウトプットになります。嘘や虚勢はいけませんが、振る舞いは武器になります。俳優が、その役になりきるように、プロフェッショナルのビジネスマンになりきって、演じて、お客様と対応することはスキルでもあります。プロフェッショナルの対応を演じる。それだけでも、お客様の印象は違ってきます。

○いつの間にか、演じる必要がなくなる

 俳優としてプロフェッショナルのビジネスマンを演じ続けていると、いつの間にか演じる、 真似るという意識がなくなってきます。演じる必要がなくなってくるときがやってきます。 それまで、意識的に演じるのです。そして、演じる必要がなくなったとき、つまり演じなくても自然にできるようになったとき、最強のビジネスマンになっていることでしょう。 本物のプロフェッショナルビジネスマンになっているはずです。 そこまで到達するには、俳優になりきること。意識し続けること。これは、誰もができることです。するかしないか、し続けるかやめてしまうか。わずかな意識の違いで、結果が大きく変わってしまうでしょう。 どんな仕事でも、一生懸命するのは当たり前。プロフェッショナルの意識を持って 仕事することは、大事な大きなポイントであり、岐路でもあります。

コラムをお読みいただきありがとうございます。
全11回、いかがでしたか。
少しでも何かの発見や気付きがありましたら幸いです。
日頃、ビジネスを通して、感じたことを文字にしたコラムです。
これにて、連載を終えますが、皆様のビジネスのご発展を祈念して、
お礼とさせていただきます。

SFJソリューションズ株式会社
川上 暁生

 
 

SFJソリューションズ株式会社
代表取締役 川上 暁生

東京都品川区生まれ。東京工科大学卒業後、大手メーカーにSEとして勤務。 その後、独立し、ソフト開発会社、SIer会社を経て、人材紹介会社に転職。 ヘッドハンティング会社サーチファーム・ジャパン株式会社の立ち上げに携わる。 現在、同会社のグループ会社SFJソリューションズ株式会社にて、ITコンサ ルティング、プロジェクト管理、社外CIO業務に従事。

ユーザー企業の業務改善、システム導入の要件定義から導入、運用までを トータルで管理しながら、ITのみにとらわれず、経営者、管理者の右腕となっ て、頭と身体を使って支援しています。

最近では、中堅・中小の会計事務所や弁護士事務所など士業の社外CIO、アドバイザーとして支援することが多く、 身近な相談相手になっています。

著書:「これから取り組む企業のための日本版SOX法と内部統制」
(日本能率協会マネジメントセンター)

【ホームページ】 http://www.search-firm.jp/sfjs/

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