組織に悩むなら、まずは超オープン経営にしてみよう

第6回

オープンな組織でクローズにすべきこととは!?

中村 圭志 2018年6月20日
 

オープンな組織でもクローズに話し合うことはある

ビジネスパーソンにとって、情報とはパワーです。
いかに情報を持っているかで、社内でも社外でもパワーを持てるようになります。


ISAOでは、全社員が最高のパワーを持って経営参画できるようにするため、情報格差ゼロを目指しています。

一方で「なんでも全員でコミュニケーションするのですか?」という質問に関しては、「それは状況に応じて」と答えます。

オープンな組織で、クローズにコミュニケーションが行われるときとはどんな時でしょうか。


こんな時はクローズで

例えば、個人のメンタルに関しての課題や、チームの中でうまくいかないことがあるときに、周りが「どうしよう」と集まって話すとき。
全社員を巻き込んで話し合うというのも違いますよね。

ISAOでは、まずは関係する人が集まって話をします。


ここで大切なのは関係する人”全員”を立場に関係なく集めるということです。


その課題に関して話し合うべき全ての人を呼びましょう。


逆に「偉いから」みたいな理由は、呼ぶ理由にはなりません。
あくまでその課題解決に関して貢献できる人という観点で人を集めます。


(注)ISAOではバリフラットなので、そもそも「偉い」という概念はありませんが、ヒエラルキーのある組織の場合


みんなの時間を使うべきでないと思えば、まずは少人数で話す

また、まず隣の人と相談してというときも、クローズというか、こじんまりした人数で話すことをお勧めします。
必要に応じて、人を継ぎ足していきながら、必要な会話をします。


これはクローズというよりも、他の人の時間を不用意に奪わないことが、組織の効率的に重要だということでもあります。
なので、聞かれても構わない話は、できるだけオープンスペースで話すことをISAOは心がけています。


クローズな話をオープンにしていく

少人数で話し始めたことでも、結論や方向性が決まったらどんどんオープンにしていきましょう。


できるだけ多くのことをオープンにすることで、情報格差はなくなりますし、さらにその課題に対して何か意見がある人がいれば積極的に取り入れていくことができるようになります。


とにかくスピード

大切なのはスピード。タイムラグを作らないことです。
決まったらとにかく共有する。


タイムラグがなければ、一部の人だけが情報を持っていて、情報格差が生まれる構図は解消できます。


いまは情報を共有する社内SNSなどのツールはたくさんありますし、ひと昔前にはできなかったスピードで情報共有ができるようになっています。


ISAOが提供するサービスである「Goalous(ゴーラス)」では、単なる情報共有に止まらず、自分たちの目標やそれに向かう活動など、全ての社員に重要な情報を共有し、最強のコラボレーションを生み出すことを目指しています。

 
 

株式会社ISAO
代表取締役 中村 圭志


・1993年、千葉大学工学部卒業、同年4月に豊田通商株式会社入社
・2004年3月、Toyota Tsusho Europe S.A. ドイツ・デュッセルドルフ支店へ出向
・2006年4月、Toyota Tsusho ID Systems GmbH設立・代表就任
・2010年10月、株式会社ISAO代表取締役に就任


就任時に-6億円の赤字企業だったISAOをV字回復し復興させた立役者。
欧州駐在時に会社を設立し、経営者として働くことで「経営は、みんなを幸せにすることができる仕事である」ことに気づき、経営のプロとして生きていくことを決める。

2020年、株式会社ISAOを”世界のシゴトをたのしくするビジョナリーカンパニー”にするべく、Team ISAOの一員として経営をおこなう。

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