組織に悩むなら、まずは超オープン経営にしてみよう

第10回

トップダウンの情報公開は、オープンの2割。では残りの8割は!?

中村 圭志 2018年10月17日
 

経営からの情報公開=トップダウンのオープン

いままで色々な方と話して、ISAOのオープンで一番驚かれるのは「給料オープン」です。

給料をオープンにするとどんないいことが起こるのかは、過去のエントリーで書いていますので、興味のある方は読んでみてください。

「なぜ給料を公開すると、社員が成長するのか」


情報公開というと、事業の情報や、財務諸表、その他経営に関する情報など”経営”や”会社”からの情報公開が思い浮かびます。

ISAOはそれを「トップダウンのオープン」と位置付けています。

トップダウンのオープンは実は簡単

「そんなことやって大丈夫ですか?」という質問もよく受けますが、しっかりとステップを踏んで進めれば、財務諸表や給料などをオープンにすることは実は難しくありません。

なぜならオープンにすることを経営トップが決断すれば、それを止めることは誰にもできないからです。
ですので、方針を決めて、ステップを踏めばどの会社でも必ずできるのがトップダウンのオープンです。

ボトムアップのオープンとは

トップダウンのオープンが全体の2割だとすれば残りの8割はなんでしょうか。

それは「ボトムアップのオープン」です。

ボトムアップのオープンとは、社員全員の持っている情報の公開です。

仕事の目標や、日々の活動、それぞれが考えていることや、意見などをオープンにすること。

要は「自分をオープンにする」ことです。

ボトムアップの方が難しい

フルオープンを目指して実際にやってみると、上述した通りトップダウンは意外と簡単です。

そしてボトムアップは難しい。

なぜならば社員一人ひとりが抵抗勢力になり得るからです。

自分をオープンにするということは、自分の隠れる場所がなくなるということです。

トップダウンのオープンは経営者が「経営のすべてのことを説明しきる」が必要だとすれば、ボトムアップのオープンでは「すべての社員が自分の仕事をオープンに説明しきる覚悟」が必要なのです。

社員全員がオープン哲学を共有しなければボトムアップのオープンはできないのです。

フルオープンになると・・・

トップダウンとボトムアップのオープンが両方実現すると、すべての社員に”活きた”情報が行きわたり、より強いチームになるための下記の要素が圧倒的に向上します。


①全社員の判断の質

②フェアネスとそこから生み出されるチーム力

③個人の成長とそこから生まれるイノベーション


あなたの組織も、フルオープン目指してみませんか?


※ISAOは、トップダウン・ボトムアップでのオープンを実現する目標達成SNSサービスGoalous(ゴーラス)を提供しています。

 
 

株式会社ISAO
代表取締役 中村 圭志


・1993年、千葉大学工学部卒業、同年4月に豊田通商株式会社入社
・2004年3月、Toyota Tsusho Europe S.A. ドイツ・デュッセルドルフ支店へ出向
・2006年4月、Toyota Tsusho ID Systems GmbH設立・代表就任
・2010年10月、株式会社ISAO代表取締役に就任


就任時に-6億円の赤字企業だったISAOをV字回復し復興させた立役者。
欧州駐在時に会社を設立し、経営者として働くことで「経営は、みんなを幸せにすることができる仕事である」ことに気づき、経営のプロとして生きていくことを決める。

2020年、株式会社ISAOを”世界のシゴトをたのしくするビジョナリーカンパニー”にするべく、Team ISAOの一員として経営をおこなう。

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