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第15回

あなたのお宅にハガキが届いたワケ

日本リサーチセンター 2017年1月24日
 
日本リサーチセンター(http://www.nrc.co.jp)は、1960年の設立以来、リサーチ手法の開発とその実用化を通じて、企業の事業戦略、学術研究を支援してきました。インターネットリサーチが普及する中で、オンライン・オフライン問わず、顧客の課題にカスタマイズした調査設計を提案しています。

無作為抽出~くじ引きのような方法~

 今回は、なぜあなたのお宅に「○○調査 ご協力のお願い」のハガキが届いたのか明らかにしていきます。
 結論から言いますと、あなたはくじ引きのような方法である「無作為抽出」によって選ばれました。
 その無作為抽出には、単純無作為標本抽出、系統抽出法、層化抽出法などがあります。全国調査で多く用いられる方法は、層化多段(二段など)標本抽出です。

 前回、日本全体をいくつかのエリアに分け、各エリアからランダムに地点を選び出す話をしました。市区町村単位などのエリアを抽出単位として抽出することを第1段とします。次に、地域ごとの住民基本台帳や選挙人名簿など抽出台帳を用いることによって個人を抽出することを第2段とします。これが、層化二段抽出法と呼ばれるものです。

住民基本台帳って閲覧できるの?

 住民基本台帳は誰でも閲覧できるものかという疑問が湧いてくるかもしれません。住民基本台帳の閲覧については条件があり、「統計調査、世論調査、学術調査等の調査研究のうち、公益性が高いと認められるもの」は閲覧が可能です。ただし営利目的の閲覧はできないので注意が必要です。
 実際に名簿の閲覧・抽出をする作業は、抽出者が自治体に出向いて行います。自治体の住民基本台帳の閲覧用リストは「住所順」「世帯順」「氏名の50音順」「年齢順」などで作成されており自治体によって異なりますが、等間隔法などの方法を用いて一定間隔で抽出し、対象者を選んでいます。このような無作為な方法によってあなたのお宅が選ばれ「○○調査 ご協力のお願い」のハガキが届いたのです。

 次回は調査員があなたのお宅に訪問したときのことについてお話ししたいと思います。

プロフィール

鈴木 大資
2013年日本リサーチセンター入社。訪問調査・会場調査・郵送調査などの運営を専門とするセクションにて、各種調査を担当。
 
 

プロフィール

株式会社日本リサーチセンター


日本リサーチセンターは、1960年の設立以来、リサーチ手法の開発とその実用化を通じて、企業の事業戦略、学術研究を支援してきました。インターネットリサーチが普及する中で、オンライン・オフライン問わず、顧客の課題にカスタマイズした調査設計を提案しています。


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