「やらなきゃ」じゃなく、「やりたくなる」仕事のつくり方

第1回

ワークライフバランス整えたのに、社員の満足度が低い理由

春明 力 2018年11月6日
 
僕は今起業して11年目になります。
今まで4000人以上の経営者さんが、僕の講座を受講していただきました。
僕のこれまでの経験と、生徒さんの経験から「やらなきゃ」じゃなく、
「やりたくなる」仕事のつくり方をお伝えしていきます。

「ワークライフバランス整えたのに、
社員の満足度が低いし、業績もあがらない。」
以前、相談を受けた経営者さんがそうおっしゃっていました。

詳しく話を聞いてみると、離職率が高いのが残業のせいだと思い、
残業を減らしたのに一向に離職率は改善しない。とのことでした。

その話を聞きながら、僕は自分の経験をお伝えしました。

起業して1年目は、「早朝から深夜まで仕事」していました。
その時は、集客も収益も壊滅的だったので、
「恐れ」とか「不安」という感情に支配されてて・・・。

「やらなきゃいけない」で頭がいっぱいでした。

でも、起業して2年目からは色々大事なことに気付けたおかげで、
何もかもが楽になって・・・。
「朝10時半に出社して、夕方6時には帰る」というスタンスになりました。
もうやり過ぎなくらいワークライフバランス整いまくってて。

それを、8年以上ずっと続けていました。

そして、最近はというと・・・
「朝9時半に出社に変えて、7時過ぎまで仕事」しています。
時々、週末に出社する時もあります。

でも、起業一年目の時のように
「恐れ」とか「不安」という感情は全くありません。

それなのに、なぜ以前より働くようになったかというと・・・
単純に「楽しくなったから」です。


僕が普段から講座やスクールでお伝えしているのは・・・
「常にベストパフォーマンスできる働き方」をすることです。

「お客さんのために」と疲れ果てるような働き方をすると・・・
結局、お客さんのためにも自分のためにもなりません。

仕事の効率は下がるし、お客さんへの対応も雑になる。
単純に言うと、仕事をしたくなくなる状態です。

だから、「常にベストパフォーマンスできる働き方」のためには、
「働く時間」が大事だと思うようになりました。

その結果、「朝10時半に出社して、夕方6時には帰る」
というスタンスで仕事していたんです。

でも、最近になって気付いたのは「働く時間」と「疲れ」は単純にイコールじゃない
ということでした。


「短い時間でも、しんどい仕事だったら疲れる。長い時間でも、楽しい仕事だったら疲れない。」
というか、むしろ楽しい仕事だったらますます元気になっていくんです。
例えば、嫌な人と一緒の時間は10分でもげっそりするほど疲れる。
だけど、好きな人との時間は逆に元気になっていくんです。

そして、そのために理解しておきたいのが
「最初から楽しい仕事って実際は少ない。だけど、楽しくできる仕事は多い。」
ということです。


だから、大事なのは「どうやったら楽しくなるか?」
を常に考えることです。


「この仕事は楽しくない。」
「この仕事は自分に向いてない。」

そうじゃなくて、
「どうやったら楽しくなるか?」を考え続けることです。

「誰がお客さんになってくれたら楽しいか?」
「どうやって集客すれば楽しいか?」
「何を知れば、楽しいか?」
「午前中、何をすれば楽しいか?」
「午後から、何をすれば楽しいか?」


決して諦めることなく、満足することなく
それを追求していければ、必ず幸せな働き方は訪れます。

沢山集客できたら幸せじゃない。
お金が稼げたら幸せじゃない。

幸せな日々を過ごせるから、幸せで・・・
だから、やりたいが増えていって・・・
人もお金もついてきます。

ただお金だけをみることなく、
どうやったら楽しくなるか?を追求し、
経営者が生き生きと仕事している姿を見せることが、
職場全体の仕事への満足度を高めていきます。
 
 

プロフィール

株式会社マインドプラス
代表取締役 春明 力


長崎県西海市生まれ。26 歳の時に、社会人経験1年で、人脈も実績もないまま貯金20万円で起業。安さを売りにして、顧客の要望に何でも応えるやり方をし続けた結果、月5万円の収入の日々が続く。その後、本当に自分がやりたいことを探し、みつけ、仕事のスタイルを180度変える。その結果、大好きな顧客だけを集客し、信頼を集め、起業から2年で恵比寿に事務所を構える。顧客からの要望により講師活動を始め、受講生は経営者を中心に4000人を超えている。2016年からは作家業もスタート。「伝えられる方法」「楽しく働く方法」を伝え続けている。

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