はじめての起業 成功の秘訣

第1回

はじめての起業で成功するためには?

坂本 憲彦 2019年12月10日
 

0から起業して成功するためには

こんにちは。立志財団の坂本憲彦です。
今回から、『はじめての起業 成功の秘訣』というコラムを始めさせていただきたいと思います。
このコラムでは、これから起業を考えている、いつか将来起業したい、会社を辞めようか悩んでいる、そういったビジネスマンの方に、「どうしたらゼロから起業して成功していくことができるのか」ということを、お届けしたいなと思っています。
毎回、起業に関するいろんなアイディアやヒント、実例、そういったものをもとに、どうしたらはじめて起業する方が成功していくのかということを、お伝えしていきたいと思います。

起業でうまくいく人とうまくいかない人のちがいとは?

私自身はこれまで、10年間で1万人以上の起業家の方を支援させていただきました。その中で、やはりうまくいく人とうまくいかない人の違いというのは、大きくあります。
それはもちろんその方の能力もありますし、素質とか能力とかもあるのですが、そういった一面的な部分だけではなくて、そもそもその人がどういったことをやっていきたいのか、という使命とか志といった部分も、起業には非常に関係してくるということが、わかってきました。
はじめて起業する方が実際どうやって、やっているのか、そしてそれが本当にどうやったら成功していくのか、それがあなたでもどうやったら応用して活用していくことができるのか、ということを、このコラムを通じてお伝えしていきたいと思います。

書籍も一緒にお読みいただくと理解が深まります

今回のお話の中では、私の著書『6つの不安がなくなればあなたの起業は絶対成功する』から引用して、これから起業する方がどうやったらいいのかというヒントを、お話いたします。
また、坂本憲彦の公式サイトでは、そういった情報の配信、無料のメール講座、セミナーのご案内もしていますので、こちらもご覧いただいて、是非あなたの起業を成功に導いていって欲しいなと思っております。

私の起業ストーリー

今回は第1回目ですので、私自身がどうやって起業してきたのかということを、私の自己紹介も含めてお話していきます。みなさんの参考にしていただけたらと思います。

どうやって起業したらいいかわからなかった

私は1975年に和歌山県に生まれまして、もともと起業したいという思いがずっとありました。ただどうやって起業していいか、ということがわからなかったんですね。
親もサラリーマンだったこともありまして、いざ起業しようと思っても手本になる人がいないわけです。じゃあどうやったら起業ってできるんだろうと思い、大学は経済学部を選びました。そうすれば、経営とか経済とかのことが勉強できるかなと思ったのです。
しかし、大学に行って経済学を学んでも、自分が何をしたいかというのがわからないわけです。また、実際にどういうふうにしたら起業の第一歩目を踏み出せるのかもやっぱりわからない。いろいろ悩んだ末に、福岡の地方銀行に就職しました。銀行に入ったら、お金のことや融資とか財務のことがわかるし、経営者の方ともお会いできるだろうと思ったのです。

銀行に就職するも、将来へ疑問を感じて辞職

銀行で6年半、営業や融資の仕事をしていました。銀行の仕事はすごく勉強になりましたし、面白かったです。けれども、銀行に入って6年半経って30歳になった時に、「果たしてずっとここにいていいのかな」と疑問に感じたんですね。自分の上司とかを見て、20年後、30年後、この人たちみたいになりたいかと思った時に、なりたいなと思えなかったんです。
大きな企業の中で出世したとしても、結局さらにもっと上から業績を詰められるというだけの感じに見えたので、出世してもあまり楽しそうに働いているイメージがなかったんですね。
例えば銀行の支店長とか上の方にいくと、確かに年収は多いんですけれども、楽しそうに仕事してるかと言われると、やっぱりそうではないなと感じたので、30歳という年齢の転機もあって思い切って会社をやめるという決断をしました。

銀行を辞めて新たな可能性が広がった

最初は会社を辞めるのは非常に怖かったです。
でも、辞めることですごく新たな可能性が広がったし、辞めたことに対して全然後悔はないと思っています。
必ずしも起業する時に会社辞めないといけないというわけではないんですけれども、無理をして続けているとやっぱりしんどかったりします。今は辞めなくても、副業で始めるという手段もいっぱいあるので、それでもちろん良いと思います。
しかし、私の時はそういう手段もわからなかったので、「とにかく辞めよう」と思って30歳で辞めたのです。

起業を夢見て一人東京へ

退職後は東京に出ていきました。起業したいと思って辞めたんですけれども、どうやって起業してよいかわからないので、最初は転職活動していました。ところが、転職活動もなかなか上手くいかなかった。なぜ上手くいかなかったというと、面接で「将来自分は起業したいです。」と言っていたんですね。そう言うと落とされてしまう。まあ当たり前なんですけれども、そんなことも知らずに馬鹿正直に「将来起業したい」と言っていたら、十何社に落とされました。
じゃあどうしようか、という時に、たまたま友人から起業塾を紹介されて入った。これが起業へのきっかけですね。

ネット通販を立ち上げ、不動産投資の教材を販売

まず最初にネットマーケティングを覚えまして、ネット通販を立ち上げたんです。不動産投資の教材を自分で作って販売しました。
銀行にいたので不動産投資は面白くて結構好きでしたし、自分でも小さいながらもアパート一戸持っていましたので、このノウハウをお伝えしたら面白いんじゃないかということで教材にしたのです。
この教材が、2年半くらいで5000万円ほど売れまして、自分一人食べていくくらいには何とかなるようになりました。

2008年に会社を立ち上げ、年商5億円まで成長

その実績が買われて、起業塾の先生たちと一緒に初めて会社を立ち上げたのが、2008年です。
それからいろんな事業を立ち上げました。主にやってたのはその起業塾です。その他には、速読講座、飲食店、不動産の教育、不動産賃貸、貸し会議室、英語講座、集客支援、経営コンサルの事業など、いろんな事業を立ち上げまして、3つの会社を経営するまでになりました。4年前くらいが一番大きくて、年商5億円、スタッフも30名くらいまでに成長しました。
そして、セミナーや講演では、例えばパソナの南部さんをお呼びしての講演会という大規模なものから小さいものまで多数開催したり、メディアでは、フジサンケビジネスアイというコラムを不定期で5年くらい書かせていただいたりしております。
その中で起業家の支援を一番中心でやってきました。高校生から上は70代くらいまでの人たちを、1万人以上指導させていただきました。

受講生の三木さんは、サラリーマンを辞めて心理カウンセラーへ

例えば心理カウンセラーの三木さん。
この方はサラリーマンだったのですが、体を壊されて退職しました。
それから資格を取って心理カウンセラーとして独立したのですが、なかなかうまくいきませんでした。そこで、私たちの指導を受けたところ、今では2000名以上の方を治療するという人気のカウンセラーになっています。
岩瀬さんという女性は、愛知県の刈谷市で料理教室をやっている先生です。彼女もサラリーマンを辞めて、料理の資格取って、料理教室の先生として立ち上げたんですが、なかなか人が集まらないと悩んでいました。そこで、私たちの指導を受けて、今は毎月100名以上の方を集める人気の料理教室の先生になっています。
美容室を経営されている保科さんは、新規事業を立ち上げなければならないという事情から私たちのところに来て、オリジナルシャンプーの製造をOEMで立ち上げて、今では年商1億くらいの事業に成長しています。

会社をリストラされた松原さんは、オンラインのデッサン教室で成功

松原さんいう方は、システムエンジニアをされていたのですがリストラされてしまいまして、そこから自分で起業しようといろんなビジネスにチャレンジしたんですけれども、なかなかうまくいきませんでした。しかし、今では奥さんと一緒にオンラインのデッサン教室を立ち上げて、8000名以上の受講生を集める人気の教室になっています。

売上は上がったが、挫折をたくさん経験し、社長をやめる決断をした

さて、ここまではちょっといいところばかりお話しさせていただきました。しかし、けっこう挫折もたくさん経験しております。
起業して10年経つと、いろんな良いこともありますけど、本当にもう地獄のように大変だった、そういった時期もあります。
私が一番大変だったのは、一番売り上げが良かった時なんですね。年商5億くらい出していた時が実は一番大変でした。お客様からクレームがすごく増えてたり、従業員から不満がすごく上がるようになってきたんですね。それから幹部同士の対立もすごく生まれました。起業というのは仲間と一緒にやるということが最初はすごく大事なんですけれども、やっぱり何年か経ってくると方向性が変わってきて、対立が生まれるというのは非常によくあります。
そして、2014年の3月に、当時メインだった会社の社長を辞めるという大きな挫折を経験することになりました。

起業して長く成功するためには何が大事なのか?

そういった挫折も経験して、起業して長く成功するためには何が大事なのかということを、すごく考えるようになったんですね。
これから起業される方でも、実はビジネスを始めるということはすごく簡単なんです。副業で、例えばメルカリやオークションで何かモノを売ることもできます。簡単なんですけれども、継続して長く収益をちゃんと上げて成功し続けるということ、これがやっぱり非常に大変であり難しいところでもあります。
よく一般的には、会社の生存率っていうのが、10年経つと6%、20年経つともう0.3%くらいまで下がると言われますけれども、それくらいやっぱり長く続けるというのは難しいというところですね。
ですから、これからはじめて起業する人には、ちゃんと長く続けられるビジネスを作っていただきたいなと思っています。単発で一発屋みたいな感じで2〜3年で終わってしまうビジネスなのか、それとも10年20年と長く続くビジネスなのか、じゃあこの違いどこにあるのかというところです。それを本コラムの中でもお伝えしていきたいなと思っています。

起業家に大切な、「あり方」と「やり方」を身につける

そのための一つのカギになるのが、起業家に大事な「あり方」と「やり方」を身に付けるということですね。
「あり方」というのは何かというと、起業家にとっての大切な考え方とか、使命とか、志とか、本当にやりたいことを見つけるとか、そういった考え方、マインドの部分です。これが大事です。 あとは「やり方」の部分ですね。具体的にどうやってビジネス作っていくのか、ビジネスモデルはどうしていくのか、戦略はどうしていくのか。マーケティングはネットを使うのか、それともリアルでやっていくのか、広告を打っていくのか、それは紙面を使うのか、商品はどういうふうに作っていけばいいのか。あとお金の部分ですね、財務はどういうふうに管理していって、そしてお金を増やしていくのか、というところ。そういったやり方の部分が、非常に大事になってきます。

「あり方」と「やり方」両方教える立志財団

この「あり方」と「やり方」を両方教えられる教育機関というのがないので、起業に本当に必要なそういった機関を作りたいと思いまして、2017年9月に立志財団という財団法人を立ち上げました。
この財団法人は、志ある起業家を育成する教育機関として立ち上げさせていただいています。
この活動を通じて、今、起業家教育の専門家として、これから起業したい方、起業してさらに飛躍していきたい方の支援・サポートをさせていただいています。

本コラムを通じて、継続的に皆さんに役立つ、これから起業したいと思っている方に役立つ情報をどんどんお伝えしていきたいなと思っております。
最新の情報から、実際の生の声・・・実際に起業してやっている方、現場の方がどういうふうに考えて、どういうふうに行動して、どういうふうに成果を上げていっているのか・・・そういったところをお伝えしていきたいと思っております

 
 

プロフィール

一般財団法人 立志財団
理事長、株式会社ナレッジアクション代表取締役 坂本 憲彦

起業家教育の専門家。
1975年、和歌山県生まれ。
一般財団法人 立志財団 理事長、株式会社ナレッジアクション代表取締役。

下関市立大学を卒業後、西日本シティ銀行に入行。6年間、法人・個人向けの融資や営業を担当する。30歳で独立し、ビジネススクール、速読講座、飲食店、貸会議室などを立ち上げ年商5億円まで成長させる。また、10年以上にわたり、1万人以上の起業家の指導を続けている。

自社開催の起業教育セミナーは500回以上開催し、延べ1万人以上が参加。富士ゼロックスやメットライフ生命、商工会議所、倫理法人会などの法人向けにもセミナーを開催しており、パソナ創業者南部靖之氏との講演実績もある。
「すべての人を真に導く」を真の使命として志ある起業家の育成に全力をかけて邁進している。起業家育成の活動の一環として2017年9月、一般財団法人立志財団を設立。2017年12月には実務教育出版より書籍『6つの不安がなくなればあなたの起業は絶対成功する』を出版し、1.1万部のベストセラーとなる。

HP:一般財団法人 立志財団

このコラムをもっと読む はじめての起業 成功の秘訣

同じカテゴリのコラム

キーワードからコラムを検索する