Withコロナ時代の営業戦略

第4回

これからの仕事の進め方:PDCAとDFA

三浦 隼 2020年6月8日
 

※今回は営業の具体的手法ではなく、より概念的なお話になっています。だいぶカジュアルな文体ですがどうかご容赦ください。


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仕事の基本といえば、PDCA


計画→実行→検証→修正というアレです。


どの現場でも誰かしらこの言葉を口にするし、実際、仕事を進める際のひとつの本質だとは思う。


のだけど、いつからかこのPDCAという考え方に違和感を持つようになり、というかよくよく考えると、どうも知った当初から違和感だらけだったなと思い至った。


だって、PDCAで仕事すると、スピードは遅いし、出てくる施策(P)はありきたりだし、何より、やっていてつまらない。


なんというか、与えられた作業をとりあえずこなすような場合に適した、組織の論理本位で作られたフレームワークに思える。


部内で使われてる施策管理シートのテンプレに、すでにPDCAの項目が用意されていて、そのとおりにブレイクダウンして記述すればひとまず上長のOKが出る、みたいな感じというか。


作業の遂行作法としてはひとつの正解なのかもしれないが、単純にやっててあまり面白くないこともあり、そのせいか、成果も今ひとつだった気がする。自分が優秀でないだけかもしれないけど。


それで、紆余曲折を経て独立してからは、すべて自分一人で決められるし決めなきゃいけないので、施策をやる際にPに割く時間がほぼゼロになった。


思いついたら、とりあえずやる。


やってみると何かしらわかるので、軌道修正したり、あるいは辞めたり。


これって、PDCAではもちろんなく、単純に計画(P)を省いたDCAでもなく、DFAという感じが1番しっくりくる。Fはフィーリング、直感のF。


行動(Do)→直感(Feel)→修正・撤退(Action)。


これだと思いついてすぐゼロ秒スタートでき、検証作業も感覚重視で行えるので、やっていて楽しく、続けやすい。


もちろんすべて感覚で処理するわけではなく、数字が見たいと思えば見るし、顧客の声を聞いて改善したりもする。ただ、軸はあくまで自分の感覚


感覚というかセンスというのは属人性の最たるものなので、組織においては忌避されがちだけども、経験を重ねることで確実に磨かれていくだろうし、センスある個人が増えれば結果として組織も強くなるように思う。 


僕も今はずっとこのスタイルでやっていて、それでも何とかメシは食えているので、仕事への向き合い方として間違ってはいないと思っている。


フレームワークはある時代を切り取ってその中での普遍性はあっても、時代と合わせて変化していくものだとすれば、これからはひとつDFAが台頭してくる、というかすでにしていて、より注目されるようになる気がしている。


※この記事は、僕がデイリーで投稿しているLinkedinにアップした内容を更新したものです。

 
 

プロフィール

株式会社FooLaiBo
代表取締役 三浦隼

新卒入社の金融大手にて営業マネジメントを経験。チーム実績において前年比130%超を達成、全社MVP。
戦略策定、施策の企画推進、現場営業および教育プログラム構築を担当。

のち、コンサルティング会社や出版社を経て、B2Bインサイドセールス専門のベンチャー企業にカスタマーサクセスコンサルタントとして参加。
当時国内ではほとんど前例のなかったカスタマーサクセス職のチーム立ち上げ、および顧客企業へのインサイド/フィールドセールスの強化支援を担当。
のべ250社のご支援、300名以上の営業ロールプレイングを行う。

その後、別のベンチャー企業で新規開拓営業の立ち上げ、マーケティング・オートメーション(MA)企業でのカスタマーサクセスチーム立ち上げを歴任し、株式会社FooLaiBoを創業。

Webサイト:株式会社FooLaiBo

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