「後半戦起業」で人生が変わる・・・ストックビジネスで勝ち続ける

第3回

安易な選択は奴隷への道、ストックビジネスは事業選択がポイント。

大竹 啓裕 2015年7月28日
 
あなたは独立を考えたことありますか?
いつごろを予定していますか?
ときどきカフェで物思いにふける大人を見ると昔を思いまします。

日経ビジネス誌「働き方NEXT」のコーナーによると、
今年注目されるのが中年以上の起業のようです。

私はこの世代を 「おとな世代」 と呼んでいます。


起業する年齢は若いと思われてますが、ほんとうのこと知っていま
すか?
実際には年々高齢化していて、今では起業する年齢は40歳以上が
約60%になっているんですね。

これは、日本らしいといえばそれまでですが、少子高齢化なんです
から当たり前ですよね。こういうことは、国は前から知っていて財
政面からも起業を後押ししていく制度が出てきています。

じゃあ実際に現場ではなにが起こっているかというと、専門職のフ
リーランス化も進んできました、クラウドが出来たことでどこでも
仕事ができるようになってきました、それも格安でできるようにな
ってきた。
だから、コスト削減が進んだことでものすごく起業しやすい環境が
整ってきています。だから、起業が加速してもおかしくないんです。


「20代で起業することと、40代以降に起業することはどっちが
有利だと思いますか?」

実際には決定的な違いがあります。それは時間です。持っている
時間が違います。
40代からでは時間が少ないということで、もう一度やり直しがき
かないということ、失敗が許されないのが中年からの起業ですが、
その理由は時間なんです。


あなたは何歳ですか?

もし40歳を越えているなら起業には失敗は許されない状況が迫っ
ているということになります。
でもあなたの世代こそ、起業するかこのままサラリーマンを続ける
か、人生の選択を迫られる世代ですので、プレッシャーがかかりま
すよね。
まあ、簡単にいうと時間を武器にできるので早く起業したほうが
有利ということで、40代は不利ということになるんです。


「大竹さん、いつも、俺は中年の味方だ! みたいなこと言って、
そんなひどいことなんで言うんですか!」と、怒られそうです。
でも事実なんですよ。

ただ、ちょっと待ってください、すこし良い話もあります。

それは、会社の寿命、存続率です。

20代と40代以降で起業した社長は、どっちが生き残っているか
ということなんですが、これは年齢が高いほうが有利です。(米国
の調査でも同様の結果が出ています)

では、なぜ40代以降に起業した方が会社はつぶれにくいのか?
わたしもここには興味が湧きました。そこで、これを今回から数回
にわたり検証していきたいと思いますのでぜひ見てください。


実は、私も42歳で起業したんですが、もともとプレッシャーに強
いタイプではないので、なんとか潰れない会社を作ろうと悩みました。

考えた結果は、手がける事業すべてをストックビジネスにするとい
うことでした。すこしずつでも時間をかければ確実に利益が上がっ
ていく仕組みということなんですが正直いいますと、最初はキツか
ったですね。食えませんでした。

どこの会社もすでにやっているストックビジネスというのは=利益率
が低いという傾向がありますので、食い扶持は稼げても将来が見えて
こないという状況に陥ってしまいます。私も2年くらいビルの管理事業を
行いましたが、一向に利益率は上がりませんでした。


どうしたらこの状況から抜け出せるのか?
ストックはすこしずつ良くなるはずじゃなかったのか?
かなり悩んでいました。

たしかにすこしずつ良くなっていないこともないですが、利益率の
低いストックに偏りすぎると従業員を雇えないという限界がきます
ので社長は悩みます。
そんな折にリーマンショックが来て一番のお得意先が倒産したんです。

その時に思ったのは、これはもしかしたらチャンスなんじゃないか
ということでした。



社長はおかしくなったのか?


と思われるかもしれなせんが、5年先10年先を考えてそれくらい悩
んでいたので、本気でそう考えました。

思い切って縮小しようと決めてから、むしろ集中してストックビジネ
スを利益の高いものに作り変えることに取り組めたことで、ストック
ビジネスに会社のポートフォリオを変えて増収増益を繰り返し、今季10億
まで来ました。
行列の出来る「大人のレンタルオフィス」インスクエアもこの時に出来たんですね。

◆教訓◆ 安易な選択は奴隷への道、ストックは事業選択がポイント。


最後までお読みいただきありがとうございます。

次回は、今注目のシェアリングビジネスはストックビジネスになるか? をお届けします。
 
 

プロフィール

株式会社ハッチ・ワーク
代表取締役社長 CEO
大竹 啓裕(おおたけ たかひろ)

日本は起業家が増えることで活力を取り戻す、そしてサラリーマンは人生の後半戦で起業するのが当たり前になる。そんな失敗の許されない「後半戦起業」のために「ストックビジネスの作り方」を指導しています。そんな起業家が成功する為に「大人のレンタルオフィス インスクエア」を3施設立ち上げました(池袋・上野・横浜)。 http://www.in-sq.com/

30代40代以上に対象を絞った「大人のレンタルオフィス」は国内初コンセプトであり連続100%稼働はすでに4年目を更新中。行列のできるレンタルオフィスとして評価を得ています。

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【略歴】
1963年福島県生まれ。
株式会社アットオフィス代表取締役社長
非営利一般社団法人八ラル・ジャパン協会副理事長
大竹アンドパートナーズ税理士事務所 シニアパートナー
20代は大手中小のサラリーマンを経験するも新規事業アイデアが採用されず転職を繰り返す。30歳でラーメンFCチェーンの創業メンバーの一人として参画する機会を得て、ラーメン店でマーケティング理論を実践、ラーメンFCとしては全国一位300店以上の原動力となる。その後、ラーメンFC成功で養ったマーケティング理論で不動産業界に革命を起こしたいと考え、42歳で起業、アットオフィスでストックビジネスをつくる。行列ができる大人のレンタルオフィス「インスクエア」や貸し会議室「アットビジネスセンター」など、独自理論で様々なストックビジネスを展開し年商は10億円に迫る。
今秋ポプラ社から発売予定の『ストックビジネスの教科書』がデビュー作となる。

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(アットオフィス運営事業公式サイト)
・ 貸会議室 アットビジネスセンター
・ 大人のレンタルオフィス インスクエア
・ 賃貸オフィス探し アットオフィス
・ 月極駐車場探し アットパーキング
・ オフィスビル管理 空室対策

(関係団体) 
・ 株式会社ストック総研
・ 非営利一般社団法人ハラル・ジャパン協会
・ 大竹アンドパートナーズ税理士事務所

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