「後半戦起業」で人生が変わる・・・ストックビジネスで勝ち続ける

第2回

ストックビジネスは「資産価値そのもの」

大竹 啓裕 2015年7月15日
 

ストックビジネスって知っていますか?

聞いたことがあるという方も以外に多いのですが、実はみなさんの
いうストックビジネスのイメージは、それぞれかなり違います。
実際に何人かに聞いてみると

・安定収入
・チャリンと毎月小銭が入っていくる
・黙っていて楽してもうける
・賃貸業

こんな感じで、みんなバラバラです。
まあ、どれも不正解ではないのですが、よく解らないですよね。

ストックビジネスの代表的成功者はソフトバンクの孫正義さんだと
思いますが、創業から経過とともにインフラ的なストック型ビジネ
スに移行しています。




①コンピュータ、ソフト卸売事業
②ポータルサイト事業 ヤフー 広告モデル
③ADSL事業 通信事業
④日本テレコム買収 電話通信事業
⑤ボーダフォン買収(現:ソフトバンクテレコム) 携帯電話事業

孫さんの経緯を見ていくと大きな1ユニット(最小の事業単位)から
携帯電話のような小さなユニットの集合体に移行しています。1ユニ
ットに頼る経営だと単一の収益性に経営が左右されてしまいますが、
集合体だとより安定してストック性が高くなります。


ストックビジネスとは
「事業ユニットが継続することで、時間をかけて利益を生み出すシス
テム」なんです。

ようは、「先々の利益がほぼ確定しているビジネス、増える傾向が
維持できているビジネス」です。
この先々が、1年先、2年先まで見通せるビジネスほど「ストック」の
完成度が高いと言えますね。

ストックビジネスで思いつく仕事を書くと、鉄道、コンビニ、携帯
電話、病院経営、不動産経営、飲食店経営、本屋、お花屋、レンタ
ルサーバー、複合機のリース販売、自動販売機、インクジェットプ
リンターのインク、アプリ販売、八百屋、教室経営、長期のコンサ
ルタント、などなど


「ちょっと待ってください大竹さん、
ようは世の中のほとんどの仕事がストックビジネスじゃないですか?」


そう言われても仕方がありませんね
たしかにそうなんです。が・・・
なぜ私がストックビジネスというテーマにこだわるかというと、会社
を起こすときにストックビジネスかどうかを考えて欲しいからなん
です。
その事業が将来成功するかどうかの「大きなカギ」が隠されている
からなんです。起業したてのときにはどんな事業もストックになっ
ていません。孫さんだって同じです、でも小さなストックのユニッ
トが大きくなり、増えて、結果的にストックビジネスになっていっ
たわけで、その資産価値(株価)をテコに事業を買収して歴史に残
る偉業を成したわけです。


では聞きますが、

あなたのビジネスを売ったとしたらあなたの望む高い値段で買い手
が現れますか?

もし高い値段がつかない、買い手が現れないならば、これこそが
ストックビジネスの評価だと思ってください。
そこに高い値段が付くのがストックビジネス、いや、生きている
ストックビジネスと言えます

事業に価値(安定収益が確保)があるのが生きているストックビ
ジネスで、値がつかない(一時的に良くても先に保証がない)の
が価値のなくなった死んだストックビジネスです。

ストックではないビジネスは何かと言うと、売上の不安定なビジ
ネスです。こういうビジネスに投資家は価値を認めません。
毎月ゼロから数字を作らなくてはならない、数ヶ月先までは契約
があるが来年の保証はない、請負先が一社に偏っている。などなど。

具体的には〇〇の販売業であれば場所を持たず継続的な売り上げ
が保証されないもの、デザイナーなどの人に頼る請負業、セミナー
講師業、などもそうです。
たとえば教室を運営していても半年先の生徒の見込みがいつも不
安定ならばストックビジネスとは言えません。


あなたの事業がストックビジネスかどうかを確認するには、これ
を考えるといいです。
・売上は継続契約か
・継続契約が特定の顧客に偏っていないか
・継続的に購買する顧客を確保しているか
・顧客の購買サイクルは3ヶ月以内か
・顧客数が増える傾向にあるか
・事業ユニットが増える傾向にあるか
・事業ユニットの収益は維持できているか
・1年先の売り上げが確実に見えているか

そして究極の判断材料が
「事業売却に価格がつくかつかないか」

そろそろ気づきましたか
ストックビジネスの本当の姿は「資産価値」なんです。

このビジネスは収益を生むユニットがないと始まらない
このユニット一つ一つが利益を生み出す元になる
忘れてはいけないことは、ユニットには寿命がある、言い方を変える
と収益を生むユニットは資産として認められますが、ユニットの
収益が下がるということは資産価値が下がる、ゼロに近づくとい
うことになります。

◆教訓◆ ストックビジネスは「資産価値そのもの」

 

次回は、

「ストックは事業選択がポイント。安易な選択は奴隷への道

 
 

プロフィール

株式会社ハッチ・ワーク
代表取締役社長 CEO
大竹 啓裕(おおたけ たかひろ)

日本は起業家が増えることで活力を取り戻す、そしてサラリーマンは人生の後半戦で起業するのが当たり前になる。そんな失敗の許されない「後半戦起業」のために「ストックビジネスの作り方」を指導しています。そんな起業家が成功する為に「大人のレンタルオフィス インスクエア」を3施設立ち上げました(池袋・上野・横浜)。 http://www.in-sq.com/

30代40代以上に対象を絞った「大人のレンタルオフィス」は国内初コンセプトであり連続100%稼働はすでに4年目を更新中。行列のできるレンタルオフィスとして評価を得ています。

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【略歴】
1963年福島県生まれ。
株式会社アットオフィス代表取締役社長
非営利一般社団法人八ラル・ジャパン協会副理事長
大竹アンドパートナーズ税理士事務所 シニアパートナー
20代は大手中小のサラリーマンを経験するも新規事業アイデアが採用されず転職を繰り返す。30歳でラーメンFCチェーンの創業メンバーの一人として参画する機会を得て、ラーメン店でマーケティング理論を実践、ラーメンFCとしては全国一位300店以上の原動力となる。その後、ラーメンFC成功で養ったマーケティング理論で不動産業界に革命を起こしたいと考え、42歳で起業、アットオフィスでストックビジネスをつくる。行列ができる大人のレンタルオフィス「インスクエア」や貸し会議室「アットビジネスセンター」など、独自理論で様々なストックビジネスを展開し年商は10億円に迫る。
今秋ポプラ社から発売予定の『ストックビジネスの教科書』がデビュー作となる。

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(アットオフィス運営事業公式サイト)
・ 貸会議室 アットビジネスセンター
・ 大人のレンタルオフィス インスクエア
・ 賃貸オフィス探し アットオフィス
・ 月極駐車場探し アットパーキング
・ オフィスビル管理 空室対策

(関係団体) 
・ 株式会社ストック総研
・ 非営利一般社団法人ハラル・ジャパン協会
・ 大竹アンドパートナーズ税理士事務所

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