「後半戦起業」で人生が変わる・・・ストックビジネスで勝ち続ける

第18回

なんのためにストックビジネス構築スキルを学ぶのか

大竹 啓裕 2016年11月21日
 

すこし昔のビジネスについて話をします。

昔はストックビジネスという概念が無くても自然にストック
ビジネスが出来た時代背景があります。

その起業家は毎日、毎月、売上をつくることに必死だっただけ。

でも、それを数年続けるといつの間にか毎月継続的に売上が

上がる時代がありました。


たぶん本人はストックビジネス構築という作業を意識していません。

ただただ経営を安定させたい一心だったのです。

 

さて、

ストックビジネスの代表格と言えば、電気、水道、鉄道・・

というような資本蓄積型のインフラ事業です。

次に不動産、食料品チェーン店などとなるのですが、これら
の事業は全て生活になくてはならない事業ですし、生活を
維持するために不可欠なものです。

 

さらに当時は経済成長期で競合も増えるけれども、同時に市場も大きく
なっていくので無駄な値下げ競争にさらされずに、利益を確保しながら
顧客数も増加していく環境がありました。

これは本の中にも書いてありますが、ストックビジネスが構築しやすい

環境(需要超過)そのものです。

 

それらの必要不可欠な商品サービスは、人が生活する限りは需要が安定

していて、一度できた需要が減りにくい※。

この環境では、時間の経過とともにストックビジネスが構築された

大企業が育ち、その大企業が安定した仕事を作り出すことで本来は

ストックビジネスとは言い難い下請け事業でさえもストックビジネス

の恩恵にあずかれたわけです。

 

必需品は飽きるからやめるということがない商品サービスです

 

今思えば羨ましいですね。

では、今の私たちの現実はどうか・・・・

(ちょっと考えて見てください。)

 
もうこの必需品分野には老舗企業がひしめいて居ますね。
いまさら参入する余地はほとんどありません。

もう満たされているんです。

 

一方で新しいサービスもどんどん生まれています。

そんな新生サービスはどんなものなのか・・・

(考えてみてください。)

 

 

今はストックビジネスが生まれにくいのか?

最近のサービスというのはどういうものか?

なくてはならないと言うよりも、あれば便利という程度の

軽いサービスが多い。

そのすぐに消えてしまう新商品新サービスでさえも、提供者は

考えて考えて、ようやく作ったわけです。

ニッチなニーズを掘り出して作っている。

 

その商品サービスは、お手軽に買える代わりに、実際には

すぐにやめて他に乗り替えられ易いというデメリットも

抱えています。

 

ストックビジネスの定義

「(基準の)収益×増加数×継続律」の継続率が不安定。

こうして比較すると、新しいサービスはストックビジネスに
なりにくいのがわかりますね。

 

でも経営というのはストックビジネスにならないと、安定しないし

最終的に高収益事業ににならないんです。

それは、将来の継続性もまったく担保されないという不安定な経営

になりますので、社長はいつも追われ不安な状態で長期的な事業に

目を向けられないという悪循環です。

 

成熟社会は日本だけのことではありません、アメリカでも同じよう

に起こっています。

でも、結果を見ればIT技術がイノベーションを起こして

課金モデルが変わり、早々と手を打ったアメリカ企業は

ストックビジネスの帝国を作りました。

出遅れたアドビさえも極めて上手に乗り越えて構築しています。

 

なにが言いたいかというと、昔はモノ不足の成長市場が

勝手にストックビジネスを作ってくれたが、今では経営者が

意識して計画的にストックビジネスを作らなければ、永遠に

ストックビジネスが出来なくなってしまったということです。

 

実際にあなたの提供している商品やサービスも、お客さまに

とって便利なものであることは間違いないはずです。

便利なサービスは、既にあなたも提供しているんです。

 

問題は、それらの商品サービスが短期的には購入されても

継続的にお金を支払う仕組みになっているか?ということと

それがいつまでも継続するのかということです。

必需品ならばここは安心ですが、その可能性は低い

時代になっています。

 

 

ストックビジネスの構築はスキルだ

アメリカの成長企業はITテクノロジーを活用して
新サービスを継続的な収益モデルに変えることが出来ました。

フリー、シェアというようなモデルの誕生もこの

流れです。
その結果、Amazonなど強い企業が生まれ、利益を残さずに

今でもまったく手綱を緩める様子も見られないわけです。

実はストックビジネス構築は技術でありスキルだったんです。

いくつかの型から出来ている。

 

Amazonという大企業をいいましたが、実はこの仕組みの根底は

考え方なんです。IT技術の利用は単なるツールにすぎなくて、

ストックビジネス発想法は規模に関係なく使え、それが出来れば

あなたの提供するサービスやアイデアがストックビジネスに変わ

ります。


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プロフィール

株式会社ハッチ・ワーク
代表取締役社長 CEO
大竹 啓裕(おおたけ たかひろ)

日本は起業家が増えることで活力を取り戻す、そしてサラリーマンは人生の後半戦で起業するのが当たり前になる。そんな失敗の許されない「後半戦起業」のために「ストックビジネスの作り方」を指導しています。そんな起業家が成功する為に「大人のレンタルオフィス インスクエア」を3施設立ち上げました(池袋・上野・横浜)。 http://www.in-sq.com/

30代40代以上に対象を絞った「大人のレンタルオフィス」は国内初コンセプトであり連続100%稼働はすでに4年目を更新中。行列のできるレンタルオフィスとして評価を得ています。

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【略歴】
1963年福島県生まれ。
株式会社アットオフィス代表取締役社長
非営利一般社団法人八ラル・ジャパン協会副理事長
大竹アンドパートナーズ税理士事務所 シニアパートナー
20代は大手中小のサラリーマンを経験するも新規事業アイデアが採用されず転職を繰り返す。30歳でラーメンFCチェーンの創業メンバーの一人として参画する機会を得て、ラーメン店でマーケティング理論を実践、ラーメンFCとしては全国一位300店以上の原動力となる。その後、ラーメンFC成功で養ったマーケティング理論で不動産業界に革命を起こしたいと考え、42歳で起業、アットオフィスでストックビジネスをつくる。行列ができる大人のレンタルオフィス「インスクエア」や貸し会議室「アットビジネスセンター」など、独自理論で様々なストックビジネスを展開し年商は10億円に迫る。
今秋ポプラ社から発売予定の『ストックビジネスの教科書』がデビュー作となる。

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(アットオフィス運営事業公式サイト)
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(関係団体) 
・ 株式会社ストック総研
・ 非営利一般社団法人ハラル・ジャパン協会
・ 大竹アンドパートナーズ税理士事務所

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