ミャンマー進出の極意 見たから言える生の声

第1回

ベンチャー企業向け!ミャンマー進出 安くオフィスを借りる方法

園田 千春 2017年9月21日
 
2011年に軍事政権が終焉を迎え、民主化が進むミャンマー。
海外からの投資が増加すると同時に海外企業の進出も増え、民政移管後も経済成長率7%前後を維持しており、「アジア最後のフロンティア」として注目されている。
近年マスメディアの報道も目立つようになったがそもそもミャンマー(旧ビルマ)はどのような国なのか?

多数の大手企業がミャンマーへ進出している中、日本からミャンマーにビジネスチャンスを求めてオフィス開設の準備をしている企業も少なくないはずです。
今回は、ミャンマーで事業を立ち上げ、売り上げが立つまでコストをなるべく安く抑えたいという方のために、現地でのオフィスの借り方をまとめてみました。

そもそもオフィスのタイプってどんなタイプがあるの?

ヤンゴン中心部にあるオフィスビル、「さくらタワー」

日本の大手企業が入っている「さくらタワー」。
立地は首都ヤンゴン中心部にありダウンタウン内の移動が非常に便利な場所にあります。

ANA、JAL、JICA、NEC、NHK、HONDA、三井住友生命、三井住友銀行、NTTコミュニューケーション、三菱東京UFJ、三菱コーポレーションなど、日本を代表する企業が入っています。
他にもイギリスのロイターニュースなど世界を代表する企業が入っています。

気になる家賃については公表されておらず、約100万円~(平米による)と言われています。また、審査が厳しく誰でも入れるようなオフィスではありません。

設備も完備!楽に借りれるレンタルオフィス。

日本でもレンタルオフィスのサービスが充実していますよね。もちろん、ヤンゴンにもレンタルオフィスがあります。会議室、ネット、電話回線も通っており設備は充実していますが価格が高いことがネックになります。

日本では6万円/月程度のスペースが、ヤンゴンでは2人用で15万4000円/月~で、年間にして約200万円のコストがオフィス代だけで掛かってしまいます。

ミャンマーで物件は買えるの?

ヤンゴンの不動産は急騰しており、1平方フィートあたり日本円にして約3万8000円。価格急騰の理由の一つに、外国人の急速な移住により供給が追いついていないことが挙げられます。

オフィスを借りるより物件を買った方が得じゃないのか?と思われるかもしれませんが、残念ながらミャンマーでは外国人による不動産保有は認められていません。

実際に借りた方法

その土地の事は現地人に聞くのが一番!

日本企業向けのコンサル会社や代行会社はたくさんありますが、私は登記から不動産選びまで、全て現地のミャンマー人に直接聞いて行いました。自分の足で現地のリアルな情報を集め、現地の本当の状況を知ることで、コストを削減できると考えたからです。

できれば信頼する友人の紹介で物件を保有しているオーナーさんに出会うことが一番です。

オーナーさんに会ったら物件回り

オフィス用物件は改装している部屋もありますが、コンクリートむき出しな部屋もあり改装が必要な物件もしばしば。 

私が選んだ物件はダウンタウンの中にあるビルの一室でした。
通りに出ればバスの停留所がありタクシーがたくさん走っている立地。
約100平米、築年数1年程度で約4万8000円/月の物件です。

正規の賃料は5万5000円/月でしたが、オーナーさんと交渉して不動産が高騰している中、値下げしてもらうことができました。年間にして57万6000円の節約です。

※ミャンマーの賃料は1ヶ月ごとの支払いではなく1年分を先払いします

マンション物件のメリットとデメリット

レンタルオフィスを借りるよりも、オフィス物件を借りたほうが断然にコストを抑えられることは先に述べましたが、やはりデメリットもあります。
デメリットは、設備が完備されてないことで、私の場合ネットを引くのに1ヶ月~2ヶ月かかりました。

まとめ

いかがでしたか?メリットとデメリットがありますが、ミャンマーを知るためにも少し冒険をしながら進出しても面白いかもしれませんね。

 
 

プロフィール

株式会社 GloLing
代表取締役 園田千春(ソノダ チハル)


元々、美容関係の仕事をしており2013年にIT業界に転職。 エンジニアにとって良い環境を提供したいという理念で営業経験を積み2015年に独立。


〝世界の架け橋になる会社をモットー〟に、GloLingは社会貢献できる企業を目指しています。その第一歩として2016年3月にミャンマー最大都市ヤンゴンにてオフィス設立。
現地のミャンマー人を雇用、エンジニアスキルをあげるため教育を行いシステム開発を行っている。 ミャンマー現地の法人4社とビジネスパートナーを組むことに成功し日本人がミャンマーへ観光した際のオプショナルツアーを提供するためにプロジェクトを始動。(10月リリース予定)


 2017年6月には自社メディア〝wakutabi〟https://wakutabi.com リリース。海外旅行情報を発信しています。
現在ではフィリピンにあるフィリピン大手ホテルチェーンとビジネスパートナーを組むことに成功しフィリピンに日本人を誘致するプロジェクトも始動中。(9月中旬リリース予定)


海外と日本をつなぐ企業を目指しています。

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