城南信用金庫

家裁、国税巻き込み債務整理・融資

投稿日:2016年11月30日


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加藤丈晴・お客様応援課長

家裁、国税巻き込み債務整理・融資

城南信用金庫大井支店の加藤丈晴・お客様応援課長が取り組んだ債務整理による融資推進のケース。加藤さんは担当者とともに相談を受けた地主を訪問し、借入金や滞納金などに関する資料を見せてもらい、全容を確認。その結果、借入金・滞納金を完全に一本化したうえで、毎月返済額が賃料収入の範囲内に収まるような長期の返済計画案を検討した。

しかし、この融資を実行するには差し押さえの存在が大きな壁となった。金融機関は差し押さえ物件を担保に融資できない。加藤さんは悩んだ末、融資実行と同時にすべての債権者へ返済し、当日中に差し押さえを一斉に解除してもらい、即座に担保を設定するという条件で本部と交渉。不可能と思われた融資の稟議の承認を得た。

実現には、もちろん差し押さえの関係者の協力が不可欠。そこで加藤さんは、お客さまとともに品川区・国税局・家庭裁判所・法務局など関係各所を訪問し、協力を要請。返済計画を示して何度も説明を行うなど奔走した。特に国税局の説得は難航したが、何度も担当調査官に訴えかけた結果、なんとか全員との合意形成に成功。融資実行に至った。

借り換えによりお客さまの資金繰りは劇的に改善、代々引き継いできた最後の不動産を守り通すこともできたため、大変感謝されたという。

「今は低金利の時代でもあり、困難な課題に対してお客さまからの要望の一歩先を行く提案をする、付加価値の大きさでお客さまの困りごとを解決していくということは、非常に重要です。そうした解決事例を店内で共有すれば『こんな方法もできるのか』と提案の選択肢が広がり、担当者の能力向上にもつながります。実際、この案件では地域の司法書士や弁護士にも何度も相談もしましたし、私にとっても担当者にとっても非常に勉強になりました」。加藤さんはそう振り返る。

お客さまの立場に立ったソリューション提案に尽力する加藤さんの姿は、良き手本として担当者の目に頼もしく映っているはずだ。

「フジサンケイビジネスアイ」

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