商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果(3月分)
調査期間:3月16日~23日
【今月のポイント】
業況DIは、改善。
先行きは回復の力強さ欠き、足踏み続く
○3月の全産業合計の業況DIは、▲20.1と、前月から+3.9ポイントの改善。
○堅調な民間工事に加え、公共工事に持ち直しの動きが見られたほか、電子部品や自動車関連の好調な生産が全体を牽引した。一方、消費者の節約志向や人手不足の影響拡大を指摘する声が多く聞かれるなど、中小企業のマインドには依然として鈍さが見られる。
○先行き見通しDIは、▲19.5(今月比+0.6ポイント)とほぼ横ばいを見込む。
【今月の付帯調査】
<所定内賃金の動向(2016年度実績、2017年度見通し)>
2016年度の所定内賃金について、「引き上げた」企業は61.0%と3年連続で約6割の企業が賃上げを実施した。
2017年度に「賃金を引き上げる予定」の企業は50.1%。賃金の引き上げを予定する理由には「人材確保・定着やモチベーション向上のため」といった“防衛的賃上げ”が多い。
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http://www.jcci.or.jp/news/2017/0331140000.html
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