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横河レンタ・リース株式会社

指紋認証を実装したPCレンタルサービスを開始

#IT技術

指紋認証を実装したPCレンタルサービスを開始
 横河レンタ・リース株式会社(以下、横河レンタ・リース、武蔵野本社:東京都武蔵野市、代表取締役社長:金川 裕一)は、指紋認証ソリューションのリーディングカンパニーである株式会社ディー・ディー・エス(以下DDS、本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:三吉野 健滋、東証マザーズ上場)のサブスクリプションライセンス認定販売パートナーとして、DDSが独自のアルゴリズムで開発した認証ソフトウエアおよび指紋認証ユニットをパッケージするWindows PC(ノート、およびデスクトップ)のレンタルサービス提供を2017年3月15日より開始します。
IT機器レンタル業界としては初の生体認証を組み合わせた月額課金(サブスクリプション)のPCレンタルサービスとなります。

■背景
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が2017年2月に発表した一般ユーザー対象の調査によると、IDやパスワードのアカウント管理は「手帳などの紙にメモをしている」が53.6%となり、個人の記憶管理より上回りました。また同調査での前年(2015年)比較すると、メモをしている割合も4.6ポイントと増加しており、セキュリティー担保のためネットサービス提供者のアカウント登録制(会員制)が増す今日では、個人の記憶管理だけでは限界があり、メモ管理を行なう割合も高く、これにより、メモ紛失時のアクセストラブルや情報漏洩にもつながるリスクの一因になることが考えられます。
※1: 出典:IPA発表「2016年度情報セキュリティーの脅威に対する意識調査」報告書より
"4-4-2. ID・パスワードの管理方法"URL : http://www.ipa.go.jp/files/000056568.pdf#page=68

さらに、2005年4月に全面施行された個人情報保護法により、企業内では個人情報の漏洩防止策としてネットワーク利用におけるPC端末や業務用アプリケーション、Webサイト(イントラネットや業務用クラウドサービス)などのアカウント(ログインIDやパスワード)の設定・管理が必須となり、管理強化における複雑性やユーザー負担も増しています。

そこで横河レンタ・リースはDSSとサービス提携し、複数のアカウントを登録管理する認証ソフトウエアと、それに連動する小型の指紋読み取りデバイス(USBタイプ)を横河レンタ・リースのレンタルPCとパッケージ化し、サブスクリプションモデルで提供することにしました。
指紋認証は、生体認証の中でも最も普及が進む認証方式の一つであり、本サービスを導入することで、ユーザーはなりすましやパスワードの流出による情報漏洩の防止につながります。また一度設定すれば、ID・パスワードの毎時入力が不要となり、指1本の指紋でログインし、すぐにリソースにアクセスすることができます。ユーザーにとってセキュリティーと利便性を同時に実現できるメリットがあります。

2017年5月施行の改正個人情報保護法では、適用者は個人事業主やNPOの非営利組織などにも拡大され、小規模のネットワークシステムでもセキュリティー強化が求められます。また技術的な安全管理措置として、新たに生体認証を組み合わせた二要素認証(生体認証+パスワードの二要素)が推奨され、その利用ニーズは社会的に広がることになります。

今後も横河レンタ・リースは、市場ニーズにマッチしたレンタルサービスを開発し、利便性の高いソリューションを提供していきます。

◆ サービスの特長
1:簡単に装着、指紋読み取りデバイスでログイン
DDS独自開発(特許取得)のハイブリッド指紋認証方式(※2)を採用した高感度の指紋読み取りデバイス(USBタイプ指紋認証ユニット)をWindows PCに装着するだけで利用でき、指1本の指紋でログインできます。USBタイプはノートPC用とデスクトップPC用の2種類があり、メーカや機種を問わずご利用いただけます。
※2:「ハイブリット指紋認証方式」とは、スマホなどで採用されている「マニューシャ方式」とDDSが独自特許の「周波数解析法」を組み合わせた、誤動作を最小限に抑えた認証技術です。

2:専用ソフトで複数のアカウント情報を一元管理
指紋読み取りデバイスに対応した専用の認証ソフトウエア(DDS社 EVE FA Standalone版)で、自動ログインが可能となります。設定できる情報は、Windowsログオン、業務用アプリケーション、Webサイト全般となり、幅広いアプリケーションケーションに対応しています。また、設定した複数のアカウント情報は、高セキュリティーの指紋認証ソフトウエア内で一元管理することができます。

3:セキュリティー強化による二要素認証にも対応
個人情報保護法による技術的安全管理措置として、広く利用される二要素認証(生体認証+パスワードの二要素)にも対応しております。これにより、アクセスによる高セキュリティー化を実現します。

【 サービス名 】指紋認証付PCレンタルソリューション 
【 主な市場 】自治体や学校、その他一般企業全般【 対応OS 】Windows7、Windows8.1、Windows10
【 販売目標 】年間 5,000セット予定 (2017年度)
【 提供物 】 DDS社製指紋認証ソリューション(USBタイプ指紋認証ユニット+認証ソフトウエアラインセンス+保守サポート)+PC
【 レンタル月額料(税抜) 】
レンタル料として指紋認証ソリューション+PCレンタル
・ノートPC、4年レンタル(機種 HPI 450G2 Ci5/4G/500G/DVDマルチ):月額:2,200円~
・デスクトップPC、4年レンタル(機種DELL Optiplex3020 Ci3/4G/500G/DVDマルチ):月額:2,000円~
・初期費用:インテグレーション作業料 2,000円/台(ソフトウエアインストール)
※当社PCレンタルとのセット利用が条件となります。 
※大規模企業向けに対応するクライアントサーバー型モデルもご相談可能です。

◆株式会社ディー・ディー・エスからのエンドースメント
「横河レンタ・リースの指紋認証付PCレンタルサービスリリースを歓迎いたします。
改正個人情報保護法施行が今年の5月30日に迫り、中小企業も対象となることから小規模なシステムでもセキュリティー強化の必要性が高まっております。IT資産を所有から利用への導入形態の変化が急速に進む中、セキュリティーも同様にユーザーが所有だけでなく利用という導入形態を選択いただけることで、セキュリティー実装が進みユーザーの安心安全に貢献できるものと存じており
ます。」
株式会社ディー・ディー・エス 取締役 兼 営業本部長 久保統義氏

【お問い合わせ先】

●本プレスリリースに関する問い合わせ先:
・横河レンタ・リース株式会社 広報担当
E-mail: kouhou-1@yrl.co.jp

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