事態対処用救急救命キット「TIFAK」の販売を開始-TACMEDA協議会と販売代理店契約を締結
■市場背景
先般、国連平和維持活動(PKO)に参加する陸上自衛隊に対する「駆け付け警護」などの新任務が付与されることが決定し、派遣隊員の外傷を負うリスクが今まで以上に大きくなりました。また、世界中どこで起きるかわからないテロの懸念は日本国内にも増すばかりで、特に2020年に向けてテロ対策を万全にすべく、今からテロ発生を想定した負傷リスクへの備え、訓練を行っていく必要があります。
このような有事、テロなどで致命的な外傷を負った場合においても、通常初期の応急処置(ファーストエイド)を適切に行うことによって、負傷者の生存率を高めることができます。
「TIFAK」は、銃創、爆傷、刃物による外傷を負った際に、迅速に応急処置するために必須な救急品を厳選し、国際的に実績のある9品目のアイテムを世界で最も薄くパッケージ化したものです。
■主な製品の概要
「TIFAK」は世界最軽量級で、水に浸っても緊縛止血能力に影響が出ない伸縮式止血帯、血液を凝固推進させる素材で作られたガーゼ、真空圧縮された包帯などファーストエイドに必須の9アイテムの救急品が、ポケットに入れて携行できるほど薄く、使用する順番に合わせて真空パッケージされた状態で収められています。
■製品の特長・仕様
・超薄型最軽量(約200g)
・サイズ(約170 mm×90 mm×30mm)
(自衛隊などで採用されているマガジンポーチにも収容可能)
・テキスト付属
・TACMEDA特許(必要な物品を使用する順序に従い収納し携行する方法)出願中
・そのほか各種単体での販売可能
・出張トレーニング対応可(有料)
<キット内容品>
・水に浸っても止血能力に影響が出ない「伸縮式止血帯」
・負傷者にダメージを与えない「被服等裁断カッター」
・薬品への耐性が強い「極薄グローブ」
・血液を凝固推進させる素材の「ガーゼ」
・傷口に詰め込みやすいようZ折りに圧縮された「ガーゼ包帯」
・止血のための沈子としても使用可能な目の負傷用「アイシールド」
・屋外で使用可能な強力粘着性のある「救急テープ」
・泥まみれになっても書き続けられる「油性ペン」
・負傷者の優先度の表示ができる「記録カード」
■今後の展開
理経は今後、自衛隊、警察、海上保安庁、消防、警備会社、医療関係者、海外赴任者のいる企業および大使館などに販売していきます。
■主要製品販売価格
・2万5千円(消費税別)テキスト付
・トレーニングサービス(有料)
【一般社団法人TACMEDA協議会について】
一般社団法人TACMEDA協議会は、国際レベルのテロ対策外傷救護、テロ対策医療、事態対処医療・救護・初期治療、戦傷医療の総合教育普及させることを目的に、第一線救護の勉強会・研修会の主催及び事態対処用救急救命キット「TIFAK」の販売を行っています。
所在地 :〒102-0074 東京都千代田区九段南3-3-4ニューライフビル6階 JSSC内
代表者 : 理事長 照井 資規
事業内容 :・テロ対策外傷救護、事態対処医療・救護・初療戦傷医療の総合教育の
提供
・救急処置、応急処置、病院前外傷初療に必要な医療資材の調達支援事業
URL :http://tacmeda.com/
【株式会社理経について】
株式会社理経は1957年設立のIT及びエレクトロニクス業界のソリューションベンダーです。高感度なアンテナを世界に張り巡らせながら、世界有数のメーカーや提携先一社一社と紡いできた信頼のネットワークを糧に、システムソリューション、ネットワークソリューション、電子部品及び機器の分野(防衛部門を含む)で世界の最先端技術・先進的な製品を核とした多彩なソリューションを提供しています。
所在地 : 〒163-0535 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル
資本金 : 34億2,691万円(2016年3月末日現在)
代表者 : 代表取締役社長 猪坂 哲
事業内容 :・システムソリューション
・ネットワークソリューション
・電子部品・機器及び防衛関連
URL : http://www.rikei.co.jp
※記載されている製品名、社名は、各社の商標または登録商標です。
【お問い合わせ先】
特機部 特機グループTEL:03-3345-2181(ダイヤルイン)
E-mail:sugawara @rikei.co.jp
株式会社理経のプレスリリース