2016年 児童被害防止活動「サイバーパトロール隊」活動レポート
【活動内容】
1.目的 :インターネット空間の規範意識の醸成
2.活動期間:2016年6月~11月(6カ月間)
3.活動対象:青少年に対しての違法・有害情報が多いアプリ、サイト
4.実施方法:宮城県警察へ違法・有害情報を通報
サイト運営元へ投稿削除要請
【活動成果】
◆ 2016年6月~7月:薬物犯罪を中心に違法・有害情報を通報。
◆ 2016年8月以降 :Twitter社への児童買春の投稿削除要請に注力。91%の削除に成功(削除依頼74件、うち削除67件)
◆児童買春目的の投稿削除→児童被害の機会損失
-警察庁の発表(*2)によると、2016年上半期に児童ポルノ被害に遭った児童は過去最多の781人。
-この背景には自画撮り被害(*3)の増加があり、被害の8割がコミュニティサイトに起因。
-コミュニティサイトを通じて性被害に遭った児童の5人に1人がTwitterを使用(*4)。
【約半年間の活動を振り返って】
キューアンドエーは、インターネットが普及しネット内でも防犯ボランティアが必要になってきている時代において、ICTサービスを提供している企業として、自社事業で培ったテクニカルサポートの知見を活かしたサイバーパトロール隊を編成し、率先して活動に取り組んでまいりました。サイバーパトロールは個人ボランティアが主な担い手の中、企業の取り組みとしては稀な事例です。また、「人」によるパトロールから「事務ロボット」を活用したパトロールへと進化させ、効率化も目指しながら取り組んでおります。今後も、インターネット利用者の防犯意識向上のため、引き続き活動を続け、新しい対策などを検討してまいります。
※2016年05月25日 プレスリリース
ネット社会の防犯に取り組む『サイバーパトロール隊』始動
~宮城県警察から民間企業として初めての受嘱~
https://www.qac.jp/news/2016/05/25_cyberpatrol.html
※本活動の詳しい内容については、以下のPDFファイルをご参照ください。
https://www.qac.jp/news/pdf/qacreport2.pdf
キューアンドエー株式会社のプレスリリース