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サイボウズ株式会社

■ヤマハ発動機、BCP対策で販売店向けコールセンターシステムにkintoneを採用

#IT技術

報道関係者各位

2016年8月30日
サイボウズ株式会社
アールスリーインスティテュート
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓


ヤマハ発動機、BCP対策で
販売店向けコールセンターシステムを完全クラウド化

~アールスリーインスティテュート、
kintoneとBIZTELを用い、 3ヶ月でシステムを完成~


┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
<プレスリリースURL>
http://group.cybozu.jp/news/16083001.html

サイボウズ株式会社(東京オフィス:東京都中央区、代表取締役社長:青野
慶久、以下 サイボウズ)とアールスリーインスティテュート(本社:大阪府
大阪市、代表:加藤 忠智、以下R3)は、ヤマハ発動機株式会社(本社:静岡
県磐田市、代表取締役社長:柳 弘之、以下ヤマハ発動機)が、販売店向けコ
ールセンターシステム基盤にサイボウズのkintoneと、株式会社リンクが提供
する「BIZTEL」を採用し、R3が開発を手がけたことを発表します。同システム
は、6月より運用を開始しております。

■システム移行の背景:南海トラフ地震に向けたBCP対策
ヤマハ発動機は、ITインフラのクラウド化をビジネス変化への柔軟な対応、コ
スト低減とBCPの視点から2011年から推進しています。今回、2005年に導入し
た販売店向けコールセンターは、10年が経過しシステムとシステム基盤の老朽
化が進み、2014年9月より、見直しの検討が始まっていました。同社が販売店
向けコールセンターを構える静岡県袋井市は、「南海トラフ地震防災対策推進
地域指定市町村」に指定されており、万が一の災害時でも、データ消失のリス
ク低減や、被災後も迅速な業務復旧が可能なことが必要となります。ヤマハ発
動機は、コールセンターシステムについても、クラウド化によってこの課題を
解決できると考え、クラウド型コールセンターシステム基盤と開発パートナー
の選定を進めていきました。

■「対面開発」により、わずか3ヶ月でのクラウド移行
同社で複数のクラウドサービスを検討した結果、今回新たなコールセンターシ
ステム基盤として、サイボウズが提供するkintoneが採用されました。kintone
によってシステムのクラウド化はもちろん、画面や操作性についても従来のシ
ステムから現場の違和感なく移行できると判断できたためです。また、開発パ
ートナーにはR3を選定。R3は仕様書を用いて机上で仕様を決めるプロセスを省
き、お客様の目の前でシステムを開発・改修をおこなう「対面開発」の手法で、
今回のプロジェクトを進めました。その結果、わずか3ヶ月でのクラウド移行
を実現しています。

■システムの概要
お客様からの問合せは、まずクラウド型のPBXであるBIZTELで受けます。
kintoneはBIZTELが受けた電話番号を確認し、お客様情報や過去いただいた問
い合わせ記録を、自動で呼び出します。これによりオペレーターは、以前の対
応履歴を確認しながら、お客様へスムーズなご案内が可能になっています。さ
らにバックアップとして、クラウド上の仮想デスクトップサービスである
Amazon WorkSpacesでオペレーターの画面も用意しています。これにより、設
備を持たないコールセンターを実現しました。


http://group.cybozu.jp/news/images/img_160830_1_l.png
【ヤマハ発動機の「設備を持たないコールセンターシステム」概要図】

移行費用も、以前のコールセンターの設備をリプレイスする場合と比較し、75
%のコストカットに成功しています。

■ヤマハ発動機さまからのコメント
システムをフルクラウド化したことで、万が一コールセンターで災害が発生し
ても、すぐにコールセンター業務を復帰できるようになりました。弊社は、災
害時に活躍するモビリティの提供も行っていますから、コールセンターの迅速
な業務復帰は、円滑な災害支援活動にもつながっていくと考えております。
また今回、コールセンターシステム開発基盤に「kintone」、開発パートナー
にR3さんを採用しました。その結果、日々変化する業務に合わせて「対面開発」
でシステムを開発・改修する新たな仕組みが加わりました。今後も「kintone」
が活きる領域においては活用していきたいと考えています。
ヤマハ発動機株式会社 プロセス・IT部 原子 拓 氏

■アールスリーインスティテュート 企業概要 https://www.r3it.com/
2000年に創業したアールスリーインスティテュートは、関西を中心に全国で活
動している、システムによる問題解決チームです。クラウドファースト時代の
システム開発の考え方である「ハイスピードSI」を提唱し、お客様の問題を最
も効率的に解決するためのアイデアを、考えに考えるのが弊社のスタンスです。
既存のデータセンターにあるオンプレミスのシステム構築だけではなく、サ
イボウズパートナー、AWSパートナーとしてクラウドをフル活用した問題解決
をご提案しています。


■「kintone」製品概要https://kintone.cybozu.com/jp/
サイボウズ株式会社が提供する、Webデータベース型のクラウドサービスです。
営業の案件管理、お客さまからの問い合せ履歴やクレーム対応の管理、プロジ
ェクトの進捗やタスク管理、 従業員の業務日報など、お客様の用途にあわせ
た業務アプリの作成が可能です。また、アプリケーションはノンプログラミン
グで開発できます。

【お問い合わせ先】

サイボウズ株式会社 マーケティングコミュニケーション部:大滝 空
〒103-6028 東京都中央区日本橋 2-7-1 東京日本橋タワー 27階  
TEL: 03-4306-0803 / FAX: 03-5204-1040 / MAIL: pr@cybozu.co.jp 

アールスリーインスティテュート 林 金春(こんぱる)
〒541-0053 大阪市中央区本町2-3-4-6F 
TEL: 06-6271-3663 / FAX: 06-6123-7289 / MAIL: info@r3it.com

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