人工衛星事業の売却交渉中 米アルファベット、3年前買収

掲載日:2017年1月11日(水)5:00

カテゴリ:[海外・グローバル]

 米グーグルの持ち株会社アルファベットが3年足らず前に5億ドル(現行レートで約580億円)で買収した人工衛星事業スカイボックス・イメージングの売却に向け協議していることが、関係者の話で分かった。

 人工衛星画像の新興企業プラネットがスカイボックスを買収する可能性が高い。アルファベットが昨年テラ・ベラと改名した部門の一部社員がプラネットに移り、同部門のそれ以外の人材はグーグルで別の職務に就くという。

 買収交渉は、プラネットにとっては野心的な案件となる。同社のこれまでの資金調達額は1億5000万ドル超に達した。一方、小型人工衛星のネットワークなどにより世界的なインターネット網の形成を目指していたアルファベットの計画は後退した。同社は昨年10月には高速インターネット接続サービス「グーグルファイバー」を手掛けるアクセス部門で従業員の約9%を削減した。

 アルファベットの人工衛星事業は、社内開発を推進する戦略から同じ目標を持つ他社に投資する方針へと転換したとみられる。関係者によれば、プラネットへのスカイボックス売却は持ち分取引によって行われ、アルファベットはプラネット株を取得する見通し。(ブルームバーグ Mark Bergen、Ashlee Vance)

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