株式会社 日本リサーチセンター 営業企画3部 シニアリサーチャー 小口裕氏

公開日:2016年8月9日

エンターテインメントやゲーム分野のリサーチ強化で事業発展を目指す

リサーチ会社ということですが、具体的な事業内容は。
 内外の市場や世論などに関する調査・研究をはじめ、経済や社会、地域などに関するリサーチです。消費者に聞き取りをして、データを作成していくのがメインです。また、マーケティングに関する総合的企画やPRに関する企画立案・実施とその受託、取材・原稿執筆、撮影、デザイン、イラスト作成、デジタルコンテンツ制作など、幅広く手掛けています。
競合他社も多いと思いますが、特徴や強みは何ですか。
 トヨタ自動車やあいおいニッセイ同和損害保険、味の素、アサヒグループホールディングス、東レなど日本を代表する19社が株主で、1960年の創業以来、株主と歩んできた調査ノウハウが大きな資産となっています。国際標準化機構の国際規格「ISO9001(品質マネジメントシステム)」や「ISO20252(マーケットリサーチサービス)」も取得し、世界標準の品質管理とプロセス保証に自信をもっています。また、1968年から日本で唯一の代表メンバーとして国際的な調査ネットワークの「WIN/GIAネットワーク」に加盟しており、70カ国以上の調査機関とのネットワークを有効に活用しています。このネットワークは、海外調査に大きな効果を発揮しています。調査対象は業種や業界に偏らず、マーケティングリサーチから各種世論調査、大学の研究支援まで、社会的・専門的な調査の実績も多数あります。
事業拡大に向けた今後の方向性は。
 ビッグデータの時代と言われて久しいですが、マーケティングのためのデータ数が多く流通する中で、マーケティングリサーチが提供するデータの価値とは何なのか、改めて問われる時代になっているように感じます。その一方で「データドリヴン・マーケティング」という言葉もあるとおり、マーケティングにおけるデータの重要性はますます高まり、その利活用領域は海を越えて、また業種を超えて広がりつつあるのも事実です。その一端として、昨今、デジタルコンテンツを中心に市場が拡大しているエンターテインメントやゲーム業界があります。当社では国内の業界団体やエンターテインメント企業との取引を通じて、リサーチデータをこれらの業界でどのように活かしていただくかの調査研究を続けています。 また、これらの業界は、若年層の動向を見極める鏡ともなりうる業界でもあります。この9月には「エンタメ接触データから見えてくる若者消費のヒント」と題するセミナーを開催します。エンターテインメント・コンテンツ産業の市場規模は12兆円で、2015年のモバイルゲームの国内市場規模は9500億円超と北米を抜くのも時間の問題と言われています。こうした状況から、セミナーではゲーム系週刊誌である「ファミ通」などを通して日本のエンターテインメント業界をけん引してきたカドカワ、コンテンツビジネスに特化した数少ないリサーチ&コンサルティングファームであるゲームエイジ総研の皆さまにご登壇いただき、エンターテインメント・コンテンツとゲームの専門家の視点から、「○○離れ」と称されることの多い「若者消費」の新しい一端をご紹介させていただく予定です。 セミナーのURLは、http://www.nrc.co.jp/news/160802.html

インタビュー:小森茂

小口裕氏(おぐち・ゆたか)
首都大学東京 大学院社会科学研究科修了。
商社やメーカー、コンサルティング会社を経て、2008年日本リサーチセンター入社。
イノベーションラボを経て、現在、営業企画本部にてエンターテインメントやゲーム市場、UI/UX・サービスデザインに関するリサーチ企画・事業推進に携わっている。
東京都出身。

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