株式会社エンパワー 代表取締役社長 増井俊介氏

公開日:2017年2月22日

店舗数業界2位の買取専門店「大吉」をFC展開する

事業内容を教えてください。
当社はFC本部として、買取専門店「大吉」を全国展開しています。金やプラチナなどの貴金属やブランド品、切手、古銭、携帯電話などを査定して買い取り、業者さんに卸しています。大型家具以外はほぼ何でも、同業他社ではあまり買い取らない楽器や健康器具も買い取ります。買取品目数はかなり多いと自負しています。
買取業界は不況に強く、毎年右肩上がりで市場規模が拡大しています。2025年には2兆円市場に、中古品売買経験者は日本の人口の約半分になると予想されています。現状は、自宅に眠るブランド品だけでも約16兆円あるといわれますが、買取店利用経験者は約5%。まだまだ潜在客がいると考えられます。当社はそうした社会的ニーズをくみ取り、先代社長が2010年に創業しました。順調に出店数を増やし、6期目の2016年の12月末で231店舗、業界2位の店舗数へ成長しました。
順調に店舗を増やした秘密はどこにありますか。
1年目の店舗に提供している三大サポートによる成果でしょう。店舗1年目の廃業率は0%、2年目以降の廃業も4%、継続率は96%です。
サポートの一つ目は本社と店舗を結ぶスーパーバイザー=SVの1年間の店舗常駐です。SVが実際に店舗で、オーナーに店舗運営、経営戦略、接客、査定を1年間みっちり指導させて頂きます。二つ目は赤字補填。開業1年目の店舗に赤字が発生した場合、本部が負担します。三つ目は年収保証。1年目のオーナーに500万円の年収を保証します。この三大サポートがあるので、オーナーは安心して経営ノウハウを身につけることができ、2年目以降は月平均100万円の経常利益を上げています。
ユーザーに対しては、安心して店舗に入れるよう、青と白を基調とした落ち着いた内装にしています。SVの服装や髪型は、本部のカメラで毎朝チェックしています。オーナーはユーザーの話をじっくり聞いて接客するよう心がけ、月間顧客リピート率は平均40%です。
開店を希望するオーナーに求めるものは。
初期費用として約1,000万円を用意していただきます。300万円は当社のFC加盟金で、その他は店舗の物件取得費や内外装費、広告費など開業資金です。ロイヤリティは、初年度は営業利益によりますが、2年目以降は月30万円をいただきます。オーナーの経験はSVが指導するので問いません。実際に、40~60代の未経験者がほとんどです。店舗を探す必要もありません。周辺住民の人口、動線、平均年収、商圏などのデータを元に、本部で決定します。
2016年9月に社長に就任したばかりです。どんな改革を。
全国を回り、SV1人1人と会食しながら彼らの声を聞きコミュニケーションをとりました。お悩み相談室も開設し、匿名で本部あてにメールで悩みを相談できるようにしました。そこから出てきた声を反映させ、実績重視の人事制度に変更しました。こうした改革は数字に現れ、2016年11月と12月は、ともに単月だけで前年前期を上回る利益を上げることができました。非常にやり甲斐を感じ、本社幹部の士気も上がっています。
今後の事業展開は。
2018年9月の決算までに「大吉」を120店舗増やし、350店舗にして業界1位を目指します。現状は50歳以上の女性がメインユーザーなので、今後はインターネットなどのメディアへの露出を増やし顧客層を広げたい。ブランド力をつけ、知名度を上げる必要があると考えています。
現在、当社のFC事業は「大吉」という買取専門店1本。今後は新たに4本の柱を確立したい。2016年12月にFC事業に経験のある幹部を採用し新規事業のたちあげに注力しています。

増井俊介(ますいしゅんすけ)
1973年9月28日大阪府堺市生まれ。
神戸学院大学法学部卒業後、大手通信会社入社。大阪、東京、沖縄、福岡、宮城などで営業を担当。
2008年、上司に引き抜かれコールセンター会社代表を務め、2011年、コールセンター事業を起業。
2016年8月、株式会社エンパワー前社長の求めで入社した。
趣味・特技は絵を描くこと、ピアノを弾くこと。

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