StrateCutions (ストラテキューションズ) 代表取締役 落藤伸夫氏

公開日:2016年5月25日

マネジメントで企業の発展をサポート

経営コンサルティングを事業としていますが具体的にはどのようなものですか。
 マネジメントを軸に企業の発展を支援したいと考えています。マネジメントの役割とは何か?例えば、一人の働き手が100日かけて完成させる仕事を10人でやれば10日で仕上げることができるでしょうか。それは無理です。10日で仕上げるにはマネジメントが必要です。しかしマネジメントは、それ以上の可能性を秘めています。多くの人の力を合わせて一人では不可能な成果をあげさせるのがマネジメントです。マネジメントを上手く活用すれば9日、いや、それ以下の日数でできるかもしれません。経営者の戦略(Strategy=ストラテジー)を現場の実行(Execution=エクスキュージョン)に繋いでいくことも、マネジメントのもう一つの役割です。世界標準のマネジメント理論であるMCS(マネジメント・コントロール・システム)をベースとしながら企業に最適なマネジメントを導入し、運用していけるよう支援しています。
コンサルティングを行う上での下地や基礎になっているものは何ですか。
 大きく分けて3つあります。第1は倒産審査マンとしての経験です。前職の日本政策金融公庫では主に中小企業信用保険の支払い審査を担当していました。懸命に努力しながらも倒産に至ってしまう企業を1万社以上、書類を通して観察してきたわけです。第2は約18年にわたる企業経営に関する学びです。業務の一環として99年に中小企業診断士資格を取得して以降、ずっと企業経営を研究し続け、07年にはBond-BBT MBA(ボンド大学大学院ビジネススクールBBTグローバルリーダーシップMBAプログラム)も取得しました。第3は中規模から大規模まで成長した組織で働いた経験です。私が85年に入庫したのは中小企業信用保険公庫という従業員400人程度の機関で、その後、何度かの統合を経て7,000人を超える巨大組織となりました。規模や経営者の考え方などによりマネジメントに違いが出ることや、それがどのような影響を与えるかを目の当たりにしてきた訳です。このように直接・間接に数多くのマネジメントを経験・観察しつつ学びを重ねてきたことが、私のコンサルティングのベースになっています。
コンサルタント業を始めるきっかけは何ですか。
 前職では金融という間接的な仕組みで中小企業を支援してきましたが、中小企業診断士になって以来、いつかは直接に貢献したいと考えていました。一方、Bond-BBTでMCSという世界標準のマネジメント理論を学ぶことができ、これまでの企業人そして倒産審査マンとしての経験と組み合わせることでユニークな貢献ができる事に気付いたので、定年まで約8年ありましたが、貢献意欲やビジネスへの情熱が強く持っているうちに仕事を始めたいと考えて退職し、昨年9月に業務を始めました。
事業を始めてまだ間もないですが今後の目標は。
 日本にまだMCSが浸透していないということは、MCSを使いながらマネジメントを強化することで活性化できる企業が少なくないと言えるのではないかと思います。MCSを軸としたマネジメント強化支援で中小企業ひいては日本経済の活性化に、微力ながら貢献したいと考えています。またMCS論を日本に紹介して普及させる点でもお役に立ちたいと思っています。

インタビュー:小森茂

落藤伸夫氏(おちふじ・のぶお)早大政経卒、1985年中小企業信用保険公庫(現日本政策金融公庫)入庫。
99年中小企業診断士登録、2008年Bond-BBT MBA修了。14年同社退職。
15年9月StrateCutions代表として、 コンサルタント業開始。「意志あるところに道は拓ける」が信条。
54歳。広島県出身。

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