スカイリンク(東京都渋谷区)は、えそら(同)の協力のもと、女性消費者の行動観察から新規事業や新商品の開発につなげるサービス「Dig-C-Report(ディグシーレポート)」の提供を始める。
女性モニターが自ら商品・サービスを利用する様子を動画で撮影。そこから得た情報を分析し、リサーチデータとして取りまとめて顧客企業に提出する。アクセス解析やアンケートなどの定量的な調査とは異なり、ユーザー体験をもとにした定性的な調査を行うことで、消費者の本質的なニーズを捉えることができるという。
スカイリンクは、脱毛サロン「ミュゼプラチナム」やエステティックサロン「たかの友梨ビューティークリニック」など美容事業を展開するRVHグループの一員として、女性消費者をターゲットとしたウェブ制作やマーケティング事業を展開。えそらは、消費者の行動観察をもとに、企業の商品企画やプロモーションを支援するクラウド型のリサーチサービスを提供している。
スカイリンクが持つ女性の流行や嗜好についての知見と、えそらの行動観察を分析するノウハウを共有することで、女性特化型のマーケティングサービスを開発した。
サービス利用価格は初期費用が30万円で、月額費用が30万円から(ともに税別)。既に10社から引き合いがあり、初年度は50社への導入により売り上げ1億円を目指す。
「フジサンケイビジネスアイ」