ウェブ会議システムを開発・販売するSOBAプロジェクト(京都市)は、インターネット関連サービスのメタバーズ(同)と業務提携し、企業ウェブサイト向けに顧客対応機能を開発するサービス「SOBA WEBチャットボットパック」の提供を開始した。
SOBAが独自開発したウェブ会議システム「SOBA Mieruka」を機能ごとに部品化し、メタバーズの企業向けチャットボット運用開発ツール「Botbird for Business」と組み合わせることで、同サービスを開発した。自動返信するチャットボットやウェブ会議システムのビデオチャットパーツなどを顧客の希望に応じてカスタマイズして開発し提供する。
料金は初期導入費が100万円から、月額費用が5万円から(ともに税別)。両社で年間50本の販売を目指す。
企業ウェブサイトでチャットを使ったユーザー対応は広く普及しているが、担当者による手動入力が主流で、多くの企業でサポートスタッフの確保が課題となっている。自動返信や音声認識チャット、ビデオチャットなどを組み合わせて一つのシステムとして導入することで、企業にとって担当者の負担軽減と効率化につながり、顧客は素早く丁寧な対応を受けられる。
「フジサンケイビジネスアイ」