作業服製造販売の丸福繊維(愛知県西尾市)は、顔の日焼け対策と暑さ対策が同時にできる日焼け防止用マスク「ウォーターヤケーヌ」を発売した。
丸福繊維の「ウォーターヤケーヌ」
水にぬらし、絞ってから身につける。水分が気化する際に熱を奪って涼しくなる機能性繊維の働きにより、生地の表面温度が一般的なポリエステルの生地よりも約3度低くなるという。
顔の部分を覆う布と首を覆う布の上下2枚の構造を採用し、吐いた息がこもらずに下に抜けやすくした。着用したままで飲み物も飲める。鼻から口にかけての開口部分には、形態安定テープを縦方向に施し、呼吸をしやすくしている。
糸にチタンを練り込んだ高機能素材を使用し、何回洗濯を繰り返しても、紫外線(UV)カット効果が持続する。
色は黒とベージュの2種類。価格は1620円(税込み)。
同社は1952年に設立。主に農業用の作業着などの製造販売を手がけてきた。2010年に日焼け防止用マスク「ヤケーヌ」を発売。農業従事者だけでなく、登山やテニスなどのスポーツ愛好者にも人気があり、シリーズ全体で約20種類あり、販売数量で累計30万点を超える。
「フジサンケイビジネスアイ」