車両通過センサー「PQ-240」の設置例。黄色い突起部がセンサー
FUREX(フューレックス、東京都中央区)は、路面に設置して自動車の通過を検知するセンサー「PQ-240」の本格販売を開始した。駐車場の歩行者向け警告灯や警報機などと同センサーを併用すれば、車両の接近をキャッチして自動で危険を知らせることができる。設置が容易で場所も選ばない。
車両通過センサーの方式は複数ある。例えば、光センサー方式は両側に壁が必要で、超音波センサー方式は天井が必要といった制約があり、場所によっては設置できない。
これに対して、同社のセンサーは金属検知方式を採用し、車体やエンジン、シャフトなど鉄製部分を検知し車両の通過をキャッチする。センサー部を路面に固定し、電源をつなげるだけで使用できるため、工事も簡単だ。同社では試行的に販売を進めてきたが、実績が積み上がったため本格販売に乗り出した。
センサー部は直径19センチ、高さ5センチの半球状で、1個10万8000円。詳細は同社ホームページ(http://www.fu-rex.co.jp/furex_products/pq-240/pq-240.html)。
「フジサンケイビジネスアイ」