大手町チャリティー物産展レポート

7月28、29日の2日間、東日本大震災・復興支援「大手町チャリティー物産展」を東京サンケイビル前広場メトロスクエア「フラット」にて開催しました。物産展では被災した東北地方と茨城県、千葉県の農家、企業28社が新鮮野菜や旬な果物、地元特産品などを展示・販売。近隣のオフィス街から多くのビジネスマン、OLが訪れ、出展者から差し出された試食品に舌鼓を打ちながら、お気に入りの品物を購入していました。

出展者紹介

株式会社ベルファーム
営業部 永島 孝一氏

茨城県つくば市から来ました。今回のイベントでは、色々な人との繋がり・接点が持て感謝しています。
震災の時、建物などの被害は少なかったのですが、放射線の被害が深刻でした。放射線量が高かったので、その時のケール(青汁)は全て破棄。あらためて栽培、収穫、出荷しましたが、売上は落ちています。
放射線の問題で売上が落ちた時、昔からのお客様、パイプの太いお客様は信用してくれて離れて行きませんでした。とても有難い事です。その様なお客様を大切にし、また一からやり直していきます。

東北産直協議会
鎌田 保氏

皆様、とても協力的で感謝しています。ご来場頂いたお客様にも「頑張って下さい!」などの声を掛けてもらい嬉しかったです。私は震災の時、青森の内陸部にいたので、それ程被害はありませんでしたが、津波の被害にあった地域は酷かった様です。ただ、ガソリン、水、レトルト食品などはほとんど手に入りませんでした。今までは販路を農協などに依存してきましたが、今後は独自に販路を広げていかなければなりません。都内での直接販売を拡充していく予定です。生産者は現金での収入を望んでいます。現金収入を増やして行かないと生産者はさらに厳しくなっていきます。そこが課題だと思います。

株式会社 東京事務所
代表取締役 佐久間 朋宏氏

弊社は地方と東京を結びつけ、活性化をはかる事業をしています。皆さんへのお願いは、この様なイベントで食べて買ってもらった後は、是非現地に行って欲しいという事です。皆さんが年に数回でも観光に来てくれると、元気も貰えます。現地に行って食べて遊んで、そして話して下さい。色々な声を聞いて下さい。それが復興に繋がります。宜しくお願いします。

Timi
シェフ・パティシエ 大貫 拓也氏

風評のこともあり少し心配でしたが、お客様の反応もよく安心しました。東北、茨城、千葉の食材を利用した洋菓子を作っているのですが、市販されているものよりも直接取り寄せた素材の方がおいしい洋菓子が出来ます。これからも復興支援イベントに参加し、被災地の素材を使ったお菓子を食べてもらうことで、現地の食材のおいしさを知ってもらいたいです。

一般社団法人 えがお福島
理事 金子 幸江氏

お客様から温かい言葉をもらい励まされます。今回持ってきた、土からこだわって育てたブルーベリーが午前中に完売したのですが、風評被害で地元では殆ど売れない状況です。福島は原発のせいもあり、復興するまで時間がかかると思います。国と行政に頼らず自分たちで動き始めています。募金も嬉しいですが、被災されていない方々には直接こういったイベントに足を運んでいただき、現地のことをもっと知っていただきたいです。

株式会社川熊
代表取締役 川村 明義氏

今回のようなイベントは被災地の復興支援をするうえで、非常に心強いです。仙台の現状ですが、やっと落ち着いてきて、やっと物事を考え始められる段階に来たといった状況です。風評被害も騒がれていますが、正直それどころではない、というのが実際です。資金面での援助はもちろん必要不可欠ですが、M&Aなども視野にいれた経営の底支えがほしいです。被災地の皆が復興のために頑張っている事を忘れないでほしいと思います。

会津若松風評被害キャラバン隊
渡部 秀一氏

今回はお客様から温かく迎えられて気持ちよく接客させてもらいました。会津は震災直後、観光客がほぼゼロになりましたが、少しずつ戻ってきています。現地のみんなも復興のために元気に頑張っていますので、是非鶴ヶ城や赤瓦を見に会津に来て下さい!

プレジール
代表 佐藤 幸夫氏

平日のオフィス街ということもありビジネスマンの方が多く、こういった場所でのイベントに参加するのは初めてでしたのでとても新鮮でした。山形は自身はすごかったですが、直接的な被害は受けていません。しかし、今は東北というだけで農産物が敬遠されてしまいます。東北同士で力を合わせて地産所の東北版のようなものを作り、その動きを活発化させ、全国へ展開していければと思います。

株式会社細野商事
営業部長 穴倉 亮之氏

普段は飲食店向けのイベントに参加しているのでこういった場所でのイベントはいつもと客層も雰囲気も違うので勉強になります。茨城は福島や宮城と比べて極端に売り上げが落ちている訳ではないですが状況としてはやはり厳しいです。一度付いてしまったイメージというのはなかなか元には戻りません。弊社では被災地以外の商品も扱っていますが、これからも復興支援イベントに参加し、奥久慈卵の安全性とおいしさをみなさんに知っていただきたいです。

ヘリオス酒造
土井 みどり氏

泡盛を作るのに必要なインディカ米を日本で生産できないかということで農家を探していたところ福島県の吾妻農園さんが手を挙げて下さり今回の泡盛プロジェクトが始まったのですが、新酒として販売しようとした矢先、今回の震災が起こりました。そこで当社では今回出来た泡盛を福島県の復興支援ボトルとして販売することにしました。一本でも多くの泡盛を売って東北の復興支援の役に立てればと思います。

榮川酒造株式会社
商品管理部 部長 渡部 敬氏

震災以降このような復興イベントに参加していますが、いつも応援してもらっていると感じます。会津では震災の被害がそこまでなかったのですが、古い酒蔵は壁が壊れたり、瓦が落ちたりと大変でした。これからも復興イベントには積極的に参加し、その売り上げの一部を義援金として還元していきたいと思っています。

農事組合法人水鳥
営業部 那須野 紀恵氏

今回イベントに参加して、「頑張ってね」と温かい言葉をいただく半面「これはいつ採れたの?」「放射能は大丈夫?」と不安の声もいただきました。うちの商品は運がいいことに殆ど風評被害が無く助かっていますが、これから秋冬にかけて風向きが変わるとどうなるかわかりません。これからもこのようなイベントに参加して宮城のシイタケはおいしくて安全だということを広めていきたいです。

株式会社つくばアグリサイエンス
代表取締役 山岡 辰男氏

このような復興イベントを定期的に開催してほしいと思います。つくば市は建物被害も3件に1件くらいですが、放射能被害はあまり感じます。岩手県に義援金を送るためにTシャツを売りたいと思っています。

その他の出展企業

八戸製氷冷蔵株式会社、有限会社神田葡萄園、株式会社岩泉産業開発、有限会社まつばら源泉コーポレーション、奥州白石温麺協同組合、社団法人宮城県物産振興協会、株式会社リクランド、株式会社鈴長椎野、山中煎餅本舗、株式会社宝来屋本店、株式会社信水舎

懇親会レポート

初日の7月28日夜、アットビジネスセンターで出展者による懇親会が行われました。テーブルには現地のお酒、新鮮な野菜・果物、お菓子などが並び、和気あいあいとした雰囲気の中、積極的な情報交換が行われていた様です。フジサンケイビジネスアイ赤崎部長・大矢氏、サンケイビル藤田氏、東京事務所佐久間氏の挨拶の他、フジサンケイビジネスアイ赤石次長より今回イベントの新聞掲載の報告があり、大いに盛り上がりました。最後に全員でこのイベントの成功と今後の活動継続を誓い、お開きとなりました。

来場者コメント

株式会社アットオフィス
代表取締役社長 大竹 啓裕氏

全部買って行きたいくらいです。福島出身なんです。応援したいです。

株式会社アーツエイハン
代表取締役社長 飯塚 吉純氏

妻の実家が東北なんです。頑張ろう東北!

株式会社デミパブリックリレーションズ
代表取締役社長 田熊 秀美氏

このような機会をきっかけに地域の美味しいものに目を向けていけたら良いと思います。

ナレッジネットワーク株式会社
営業企画部 主任 千葉 雅美氏
学生 皆銭氏、近藤氏、高野氏

ニュースでは知ることのできない現地の声が知れてよかったです。
純粋に楽しかったです。一般の人もたくさん参加してチャリティが楽しいイベントになればいいと思います。

株式会社フラジュテリー
代表取締役社長 橘田 佳音利氏

ほんの少しの気持ちですが、お役に立てればと思います。

muse Branding Academy 株式会社
代表取締役社長 谷澤 史子氏

助けるということではなく、美味しいものをいただきながら一緒に頑張りましょう。

日本アジア証券株式会社
引受部長 右島 学氏

昨日も3人で来ました。東北地方のものを消費して日本を元気にしましょう。

一般財団法人プロセスマネジメント財団
理事 小松 弘明氏

「朝一番で来たので、ゆっくり回れて楽しかったです。ニンジン100%ジュースが美味しかった!またこの様なイベントがあれば必ず来ます。」

有限会社 人事・労務
加藤 真夕子氏

「見た事のない野菜などもあり、とても楽しく沢山買ってしまいました。買い物だけではなく、現地の皆さんと、お話しが出来た事が良かったです。強く感じたのは、皆さんとても逞しく頑張っている、という事です。」

一般社団法人 日本中小企業情報化支援協議会
理事 事務局長 森戸 裕一氏

我々のようにITの仕事をしていると「ネットで販売すればいいのでは?」という意見もあるのですが、実際この場に足を運んでみると、人と人とが実際に話し合うことで被災現場の気持ちだとか状況がわかるのでとても大事なことだと思います。このようなリアルの場での販売と、ネットを利用したプロモーションとの両輪で回すことで本当の災害支援ができるのではないでしょうか。

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