講師のホンネ

第48回

心も体もリセット

大谷 由里子 2017年12月27日
 
今、私の周囲ではやっているのは断食。10年前から通っているお気に入りの断食道場「やすらぎの里」は、静岡県伊東市の伊豆高原にある。予約の取れない場所として数々の女性雑誌に取り上げられている。

基本は、1週間の断食コース。他に1日400キロカロリーのデトックスコースや糖質制限コース、自然食・体質改善コースなどもある。ヨガがあったり、瞑想(めいそう)があったり、マッサージやエステも付いている。ここの経営者、大沢剛先生を慕って訪れるリピーターとなったファンはとても多い。行くたびにいろいろ新しい楽しみや学びを提供してくださる。

最初、断食コースに参加したが、今は仕事を持ち込んでのデトックスコースがお気に入り。食べているからそれなりに元気。なので散歩を楽しんだり、本を読んだり、楽しく過ごせる。何より1週間お酒を抜いて自然の中でリラックスすると、心も体もリセットできるのがうれしい。

食生活の講座なども、とても考えさせられる。つくづく不必要に食べている自分にハッとする。ヨガをすると硬くなった体に気づく。「瞑想」では、常に何かを考えている自分に驚く。頭の中を空っぽにすることができない自分がいる。(笑)

「そんな自分に気づくことも大切なことです」と大沢先生は優しい。

温泉には露天風呂、岩盤浴もある。ゆっくりしに来たはずなのに、温泉に入ってエステして散歩して、原稿を書いてと、予定を詰め込んでいる自分に反省。それでも少しずつ、体が軽くなると心も軽くなっている自分に出会える。

お客さんのほとんどは女性。しかも、結構みんな元気。だから、すぐに会話が弾んで仲良くなる。それも楽しい時間。利用者は仕事を持っている女性が多い。かつては年度末の3月は空いていた。ところが今は、一年を通して人気。「3月に誰が来るのだろう」-。どうも就職が決まった女子大生が「社会人になる前に痩せる」と、やってくるらしい。もっとも大沢先生は、痩せすぎの女性には「きちんと食べなさい」と自然食コースを勧める。確かに1週間で心と体をリセットしたら「明日からも頑張ろう」、そんな気分になる。

2017年12月27日フジサンケイビジネスアイ掲載
 
 

プロフィール

有限会社志縁塾
大谷由里子

おおたに・ゆりこ 1963年、奈良県生まれ。
85年吉本興業に入社。マネジャーとして活躍後、2003年に志縁塾設立。

コラム 講師のホンネ

同じカテゴリのコラム

コラム検索
新聞社が教える SPECIAL CONTENTS
プレスリリースの書き方

記者はどのような視点でプレスリリースに目を通し、新聞に掲載するまでに至るのでしょうか? 新聞社の目線で、プレスリリースの書き方をお教えします。