コラム

経営者のためのパーソナルブランディング

第1回

パーソナルブランディングに成功した偉人達

 

「貴方はブランドですか?」と聞かれ「はい」と答えられますか?

パーソナルブランディングは一部の人たち、政治家、芸能人が必要で、ビジネスマンにはでは必要ないと思われているかもしれません。

政治家や芸能人は人気商売です。その人自身の魅力が人気を大きく左右するのでパーソナルブランディングの必要性は理解できても、ビジネスマンにとって大切なのは扱う商品やサービスであり、それらがブランド化されれば個人のブランディングは必要ないと思われるかもしれません。

しかし、私たちは全ての商品やサービスを自動販売機から購入するのではなく、「○○さんから買いたい!」「○○さんのサービスを受けたい!」と同じ商品、サービスであっても最後は「人の魅力」に惹かれるのです。

表現できなければビジネスのプロフェッショナルとは言えない

また、企業の代表者は企業のシンボルであることを求められます。代表者を見れば企業の魅力が伝わればこんなに効果的なことはありません。また従業員にとってもシンボルがあることによって自分自身が目指すべき方向が明確になり企業全体のイメージアップになることでしょう。
さらにはそれぞれのパーソナルブランデイングが成功すると、コーポレートブランデイングにもつながることは明らかです。

パーソナルブランディングの方法は様々ありますが、最も簡単で最も効果的なのが外見をイメージ通りに作り上げることです。
しかしいまだに人は外見じゃない中身だとおっしゃる方々も多いと思います。実は私もそう思っております。しかし中身がどんなに素晴らしくとも外見でそれが表現できなければビジネスのプロフェッショナルとは言えないとも思っています。

過去に成功した偉人―ジョン・Fケネディ

過去に成功した偉人はやはりプロフェッショナルな意識が高く、外見が及ぼす力を最大限に生かしてきました。
まずは、外見戦略と言えば第35代アメリカ大統領ジョン・Fケネディでしょう。
1960年ケネディは民主党から大統領選に初出馬しました。対抗馬はベテラン、共和党のニクソン。下馬評では経験と認知度があるニクソン候補が圧倒的優位となっていました。

それを覆した原因になったのは投票日前のテレビ討論会でした。
ニクソン候補は非常にオシャレで有名な人でした。テレビ討論会でもグラデーションを利かせたスタイリッシュなコーディネイトで立ちました。

一方ケネデイは、白のシャツ、赤のネクタイ、濃紺のスーツといういまやアメリカでは政治のパワーコーディネイトと呼ばれるくらいのスタンダードのなった色の組み合わせで立ちました。

テレビ討論会をテレビで見ていた人達はテレビ映像をみて、「ケネディに投票しよう!」と思ったそうなのです。

それはなぜかというと、この時代、1960年は一般家庭では白黒テレビが主流でした。ニクソン候補のおしゃれなグラデーションンのコーディなネイトは白黒テレビではぼやけてしまったのです。しかし、紺、白、赤の組み合わせはブラウン管からは日焼けをした精悍な青年として映り好感度とグッと上げたのですね

結果、ケネディは不利と言われた大統領選を外見戦略によって勝ち取ったのです。

過去に成功した偉人―エイブラハム・リンカーン

同じく第16代アメリカ大統領のエイブラハム・リンカーンも外見戦略によって勝ったひとりです。

リンカーンは弁護士でしたので話し始めれば弁も立ち大統領にふさわしいと思われることは分かっていました。しかしリンカーンはノンバーバルコミュニケーション(言語以外のコミュニケーション)になると自分のリーダーシップが表現できていないと悩んでいました。リンカーンは小柄で痩せており、顔色も悪く貧弱に見えてしまっていたのです。

ある日のことひとりの女性がリンカーンにアドバイスの手紙をくれたそうです。

「あなたの選挙ポスターにひげを足してみました。そのお顔は風格があり大統領にふさわしい人に思えました。」

リンカーンはこの手紙を非常に喜び、悩みだった貧弱な外見に風格を足すのはひげだと信じ、さっそくひげを伸ばし始めたのです。

すると確かにリーダーシップのある大統領にふさわしい人というイメージを有権者に与え、見事アメリカ大統領になったのです。

彼らは内面に自身があるからこそそれが効果的に表現できる外見を必要としたのです。

「人は見た目じゃない。内面だ。」というのは確かにその通りですが、内面と外面はあなたの体に存在し、けっして別々に存在していないのです。

さて、そろそろ外見戦略を考えてみてはいかがでしょうか?

このコラムではビジネスマンに必要とされるパーソナルブランデイングの方法をこれからおつたえして行きます。次回は「色」をブランデイングに効果的に取り入れる方法についてお伝えします。

 
 

プロフィール

muse Branding Academy 株式会社
代表取締役 谷澤 史子

1969年生まれ。

89年女子美術短期大学卒業。

独自のメソッドで、OLやビジネスマン、起業家、政治家まで幅広いニーズに対応したコンサルティングとコーポレートブランディング業務を行う。
イメージコンサルタントの育成スクールを東京校・湘南校・千葉校・名古屋校で開催。
配信中のビジネスにおけるビジュアル戦略を解説するメールマガジン「ファーストイメージ必勝法」は2008年現在読者が3000人を越える。
セミナーDVD「3秒で惹きつけるファーストイメージ必勝法」ではセミナーズサイトランキングにて2位を獲得。


Muse Branding Academy株式会社 代表取締役
http://muse-produce.jp/

イメージコンサルタント・カラーアナリスト 社団法人 ジャパン・パーソナルブランディング協会 代表理事
http://www.jpb.or.jp/

(株)ツクダ・クロス・スタイル 代表取締役
http://www.e-tsukuda.com/

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