海外販売で世界へ!世界一周バックパッカーからの起業

第6回

Twitterのロゴは15ドル!? 海外展開に必須、良いロゴを作る方法

佐藤 亘 2016年4月5日
 



ロゴマークで会社のイメージが決まる!


ロゴマークは、視覚的に消費者に
大きな印象を与えます。
ロゴマークには、会社やブランドの名前を
視覚的に覚えてもらう、信頼を高める、
コンセプトやメッセージを伝える、
という大きな役割を担っているのです。


ロゴマークが売上を左右!?


ロゴマークは会社やブランドの象徴です。
ロゴマークでイメージが変わるだけでなく、
同じ商品でも、格好いいロゴマークと
冴えないロゴマークでは、
売上に大きく差が出る可能性もあります。

かといって、見た目が格好いいだけでは
良いロゴマークとはいえません。
覚えやすくわかりやすいもの、
会社やブランドをよく表現しているもの、
コンセプトに合致しているものであることが大切です。


35ドルから100万ドルまで~ロゴマークのお値段はピンキリ!


誰もが知っているような、有名企業のロゴマーク。
さぞかしお高いのだろう……と思いきや、
その制作費はピンキリです。

ケース① ペプシコーラ …… 100万ドル
ペプシコーラの印象的な白赤青のマークは、
制作に5か月と100万ドルの費用が掛かったといわれています。

ケース② NTT …… 1,000万円
青地に白のシンプルなNTTのマークも、
制作に1,000万円程度の費用が掛かっているそうです。

このようにロゴマーク1つに大変なコストが
掛かっていることも少なくありません。
しかし逆に、驚くほど低コストなパターンもあります。

ケース③ Nike …… 35ドル
世界で最もシンプルかつ有名なロゴマークの一つ
Nikeのロゴマーク、デザイン費用は
制作当時(1971年)の値段でたったの35ドルです。
しかしその後、デザイナーのキャロリン デイビッドソンさん
には60万ドル(約4700万円)相当の株が授与されています。

ケース④ Twitter …… 15ドル
多くの日本人が毎日目にしている
Twitterの青い鳥のロゴマーク。
あのマークは2009年にサイモン・オキシレイさん
がデザインしたもので、費用はたったの15ドルでした。


良いロゴマークのポイント!


いざロゴマークを作ろう、となったとき、
具体的に良いロゴマークとはどんなものかを
知っておくことが大切です。
なんとなく……のイメージだけで作ったり、
格好良さだけで決めてしまったら、
後々後悔することになりかねないのです。

良いロゴマークを作るには、次の5つのポイントを
頭においておくといいでしょう。

1.シンプルで分かりやすい。
2.ユニークで業種・事業内容が連想できる。
3.伝えたいメッセージがやコンセプトが表現されている。
4.使う色は多くても3色。
5.長く使えるよう流行りのデザインを使わない。


一般的なロゴマークのイメージはだいたい決まっている!


一般的に、マークが人に与える印象は決まっています。
そのため、どんなイメージを持たせたいのか、
どう表現したいのかをまず決めておく必要があります。

ロゴで表現するイメージ
女性的 ⇔ 男性的
若い ⇔ 大人
高級 ⇔ リーズナブル
現代的 ⇔ 伝統的
遊び心がある ⇔ 厳粛
派手 ⇔ 静か
シンプル ⇔ 複雑
繊細 ⇔ 明瞭

ロゴのパターン
1.企業・サービスを絵や図などで直接的に表現
2.企業の理念などを抽象的に表現
3.IT系に多い角丸やグラデーションのかかった
鮮やかで先進的なマーク


実例)ジャパンコンサルティングのロゴマークができるまで!


1.経営理念を書き出す。
当社のコンセプトは
「日本の売りたいと海外の欲しいをつなげる」です。
これを表現するために、
日本らしさを持たせたいと考えました。

2.顧客・取引先にどう見られたいのかを書き出す。
海外の顧客や取引先には、
一目で日本らしさが分かる色合いをアピールし、
国内の顧客や取引先には、
シンプルさと分かりやすさでアピールしたいと考えました。
 
3.デザインのタイプを決める。
日本らしさは国旗の色合いと形で表現、
そこに黒で会社名を入れようというイメージを決めました。

4.顧客を意識してどんなデザイナーに
依頼するかを決める。
当社の顧客は海外、制作当時は全て
欧米の企業・個人が顧客だったため、
顧客と同じ感覚をもっているであろう
欧米のデザイナーに発注することにしました。

5.デザイナーを探す。
依頼するデザイナーを「99designs」という、
オーストラリア発の世界最大級の
デザインマーケットプレイスで探すことにしました。
このサイトには、100万人以上のデザイナーが登録しています。

6.デザイナーに依頼する。
当時、ロゴ作成の経験もなかったため、
どうやって発注すればいいのかも分かりませんでした。
自分の希望するデザインのイメージを明確にしておくと、
デザイナーに伝わりやすく、
希望に近いクオリティの高いものを作ってもらいやすくなります。

こうして発注したデザインが、
日本国旗の色と形をモチーフとした、
今の当社のロゴマークです。
これはハンガリーの女性デザイナーが作ってくれたもので、
彼女とはこれを機に一緒に仕事をすることになりました。





明確なイメージが良いロゴマーク作成のコツ!


ロゴマークのデザインはデザイナーが
全て考えて作成・提案してくれる、
なんて思ってしまいがちです。

しかしいくら相手がプロのデザイナーでも、
依頼する自分がぼんやりイメージしているだけでは、
良いロゴマークを作ってもらうのは困難です。
当事者の自分が分かっていないものを、
他の誰かが分かるはずがないからです。

海外展開を考えた場合、イメージ戦略に会社やブランドに
ピッタリの良いロゴマークは必須です。

そのためには、会社やブランドのコンセプトや特色、
顧客層などの定義付けが重要です。
ロゴマーク一つが会社の未来を左右したり、
会社のイメージを決めるかもしれないので、
ロゴマークの作成は慎重に丁寧に進めるといいでしょう。

 
 
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プロフィール

ジャパンコンサルティング株式会社
代表取締役 佐藤 亘(さとう わたる)

北海道出身 上場通信会社の取締役を退任後、35歳の時に世界40ヶ国を巡る旅へ。 約1年の旅の中で日本製品の需要と評価の高さを実感する。
帰国後、「日本と世界をつなぐ仕事」をしたいと言う思いから、
ジャパンコンサルティング株式会社を設立。

幅広いジャンルの商品70万アイテム以上を海外販売で取り扱い、
膨大なデータとノウハウを蓄積する。
その後、企業の海外WEB販売、販路開拓をさまざまな面から総合的に支援する事業をスタート、
多くの企業を、海外販路の拡大や売上大幅アップなどの成功へ導く。

現在は事業を拡大し、世界40ヶ国約400人に及ぶ各分野の専門家であるネイティブスタッフと連携して、
進出先の国やターゲット層に合わせた戦略の策定、ECサイトの企画・作成、
eBay、Amazonなどのマーケットプレイスにおける効果的な販売や集客、運営についての支援、
有力な販路開拓を効率的に探すための提案、海外販売の代行サービスなど、
日本企業の海外進出を具体的かつ全面的にサポートする事業を幅広く展開している。

「日本の売りたいと世界の欲しいをつなぐ」ための事業をさらに拡大中。

経済産業省、中小機構などセミナー開催、講演、メディア掲載多数。

ジャパンコンサルティング株式会社
Web Site : http://www.j-consulting.co.jp/
Video  :https://youtu.be/uHD5r3pjLB0
Linkedin : www.linkedin.com/in/watarusato10

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