意外と知られてない?…国も後押しする女性起業の実態とは?

第9回

画家のゴッホも『写経』をしていた件について

伊勢 隆一郎 2016年10月21日
 

 

 

伊勢隆一郎です、

 

『守・破・離(しゅはり)』

 

という言葉があります。

 

 

簡単に言うと、物事をマスターするには

最初は師匠のマネをして型を覚える。

 

 

型を覚えたら、その型を

少しずつ破る。

 

 

そして、最後は型から離れて

オリジナルになる。

 

 

そんな物事をマスターする

ステップを表現したのが守破離です。

 

 

ビジネスでうまくいく人を見ていると

やっぱり、守破離でやっています。

 

 

真摯にきちんとマネをすることから

初めた人の方が、上手くいっています。

 

 

逆に自分流でやっている人は

なかなか結果が出ません。

 

 

スポーツだって、料理だって

なんでもそうですが

最初から我流でやっていて一流に

なる人はまずいないと思います。

 

 

自分を正当化するわけではないけれど

ぼくも最初はマネから入りました。

 

 

例えば、ぼくが一番最初に

マーケティングやコピーライティングを

勉強し始めたとき、

 

ぼくは楽天ショップで食べ物を

売っていました。

 

 

その時に、ぼくが一番時間をかけていたのは

マネする素材を探すことでした。

 

 

文章を書くより、企画を立てるより

写真素材を集めるより、取材をするより、

 

より多くの時間をマネをする

素材集めに使っていました。

 

 

具体的には、

 

売れているショップが、例えば夏になったら

どんな企画を立ててくるのか?

 

 

その企画をドラマチックに演出する

ストーリーはどんなものか?

 

 

売れているショップの商品を買って

箱や、中に入っている手紙や

次の商品の案内を調べる。

 

 

楽天の人気ショップには人気の店長が

必ずいたのですが、店長がメルマガで

どんな情報を発信しているのか?

 

 

食べ物は写真が重要なので

売れているショップの写真の研究、

 

具体的には、どら焼きをどの角度に

傾けて、写真の何割をどら焼きにして

 

何割をお皿にして、ライトをどこから

あてて、テカらせるために塗るみりんの量は

どれくらいが適量で、、、

 

 

など、徹底的に調べていました。

 

 

そして、

 

自分のお店でそれを徹底的に

忠実に真似していきました。

 

 

マネというのは、やってみると

分かるのですが、

 

忠実にマネをするっていうのは

実は、かなり難しいです。

 

 

そう、マネするって、簡単そうですが

かなり難しいんです。

 

 

マネをするには、

 

1)上手く行っている人を研究する

 

2)実際にマネをしてみる

 

というステップがあります。

 

 

まずは、研究をしないことには

マネはできません。

 

 

でも、多くの人が上手く行っている人や

ライバルをきちんと研究しません。

 

 

きちんと研究をするというのは

 

「ライバル本人よりも

その人のやっていることを知っている」

 

という状態ですが、

 

ぼくのお客さまの中にも、たまにぼく以上に

ぼくがやっていることを知っている(分析している)

人がいて、そういう人たちはみんなすごくなります。

 

 

そして2つ目が研究の後の実践です。

 

 

この忠実な実践というのは

本当に難しいです。

 

 

この2つのステップを

繰り返しやっているうちに

 

“みえてくる”

 

日がやってきます。

 

 

少しずつ、今まで見えなかった真理が

見えてくるのです。

 

 

売れる真理も

ウケる真理も

感情を動かす真理も

 

少しずつ見えてきます。

 

 

その後、繰り返すうちに

自分のクセみたいなものが出てきて

それがオリジナルになってきます。

 

 

やっぱり、上手く行っている人を

研究することはすごく大事だと思いました。

 

 

・・・・・・・・

 

というのも、先日、ちょっとした

野暮用でオランダのアムステルダムに

行っていたときのことです。

 

 

今日の午前中に少し時間があったので

ゴッホ美術館に行きました。

 

 

美術館では、ゴッホの作品が年代別に

多数並べられてるのですが、

 

それを見ていて思ったのは

 

「ゴッホも“守破離”してるんだな」

 

ということでした。

 

 

一緒に行った友人に美術館を

出たところで感想を聞いたのですが

 

「ゴッホも写経してたんだなって。。」

 

と言っていて

ぼくも全く同じ事を思っていました。

 

 

ゴッホがあのような絵を書いけたのは

才能、、、はもちろんありますが

それだけでは無いのがよく分かりました。

 

 

ゴッホは、たぶん恐ろしく真面目な人で

研究者のようにストイックな人だったと思います。

 

 

画家というと右脳タイプのようですが

科学者のような左脳的な要素も

かなり持っていた人だと感じました。

 

 

絵のことは良くわからないのですが

絵を見ているというより、

色彩の実験を見ているような気分に

途中で少しなりました。

 

 

そして、たくさんの模写をしています。

 

 

写しまくっています。

 

 

日本の浮世絵も写していますし

尊敬するモネや親友のゴーギャンの作品も

模写しています。

 

 

ゴッホも写経していたんですね。

 

 

ゴッホは初心者だった学生時代に

模写をしていただけではなく

 

生涯ずっと模写をし続けていました。

 

 

特に、新しい作風や表現を自分で生み出したい時に

より多くの模写をしているように感じました。

 

 

想像になってしまいますが

 

今の自分の限界を感じたときに

 

模写をして、、

 

自分を成長させ

自分の可能性の枠を広げる。

 

 

そんな感じなのかなと思いました。

 

 

そして、死の二ヶ月前から住みだした

 

オーヴェル=シュル=オワーズの地で

 

最後の作風を生み出し

生涯を閉じました。

 

 

ゴッホは晩年、精神を病んでいたので

それがあの力強い絵のタッチを生み出していると

思われがちですが、実際はそうではないそうです。

 

 

病んでいるときは、筆を持てなかったのです。

 

 

描いているときは、比較的調子の良い

精神状態のときだけです。

 

 

つまり、精神病と絵はなんの関係もなく

絵は、ゴッホが積み上げていった技術が

生み出したタッチということです。

 

 

話は戻りますが、

 

やっぱり、守破離はあるなと

思いました。

 

 

実は、ぼくも最近よく写経をしていています。

 

 

ただ、セールスレターではありません。

 

 

エッセイや、小説を読んでいて

気に入った言葉を

ノートに書き写しています。

 

 

毎日では無いですが、週に1度、多いときは

3時間ぐらい写経しているときもあります。

 

 

そんな事もあり、ゴッホの模写に勝手に共感し

勇気をもらったので、このコラムに

なりました。

 

 

ということで、、

 

自分が停滞しているなと思ったら

研究して、マネてみると良いかもしれません。

 

 

その先に、自分の進化が待っているように

思います。

 

 

それでは、また、投稿します。

 

 

いつも読んでくださりありがとうございます。

 

 

伊勢隆一郎

 
 

一般社団法人 K2アカデミー
代表理事 伊勢 隆一郎


1979年、埼玉県川越市生まれ。一般社団法人 K2アカデミー 代表理事。

大学時代に仲間と起業するも失敗。借金だけが残り、引きこもりのニート状態に。親からの視線に耐えられず、友人の家に3年間居候させてもらい1日100円以下の食費で毎日を過ごす。
なんとか1人で食べられるようになりたいと、HP制作会社にコピーライターとして売り込み、生まれて初めて13万円の仕事を受注。そのとき起業して1年半が経っていた。
その後、コピーライターとして実力をつけ会社設立。その後インターネットを使ったマーケティングで短期間に売り上げを上げる手法を学び、2009年には、たった12時間で5億円の受注を受けつけ、一躍ネット界では知られる存在となる。
現在は、岸本亜泉とともに、起業スクール「K2アカデミー」を全国で展開。
2年間で1000名を超える人が学び多くの人に経済的な自由と起業の道を伝えている。
学校は6割以上の参加者が女性で、女性がもっと輝く社会の実現に向けて活動中。
著書に4万7千部のベストセラー「お金と時間と場所に縛られず、僕らは自由に働く事ができる」(フォレスト出版)

同じカテゴリのコラム

コラム検索
新聞社が教える SPECIAL CONTENTS
プレスリリースの書き方

記者はどのような視点でプレスリリースに目を通し、新聞に掲載するまでに至るのでしょうか? 新聞社の目線で、プレスリリースの書き方をお教えします。